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カーライル・ジャパン・エルエルシー

ジャパン・ファンドを持つ
世界唯一の外資系ファンドであり
社員全員が日本人のカーライル・ジャパンが
投資拡大のため新メンバーを募集
世界最大級のPEファンドの1つ、カーライル・グループの日本法人、カーライル・ジャパン・エルエルシーが新メンバーを募集している。その背景には何があるのか、その投資にはどういった特徴があるのか、新メンバーにどういった活躍を求めているのか。ディレクター 渡辺雄介氏に詳しく伺った。

コングロマリットからのスピンオフ案件も事業承継案件も増加し、チャンスが拡大
より多くの企業の潜在力を引き出して、社員の心に火をつけ、組織の実行力を高めたい

今回なぜ、新メンバーを募集するのでしょうか?

   私たちカーライル・ジャパン・エルエルシー(以下カーライル・ジャパン)は、グローバルなオルタナティブ投資会社であるカーライル・グループの日本支店として2000年からビジネスをスタートし、これまでにカーライル・グループとして日本で23件の投資を行ってきました。現在は、2015年9月にファンドレージングが完了した3号ファンドの投資を進めている最中ですが、今後、日本への投資を加速・拡大していきたいと考えており、そのために新たなメンバーを求めています。

   その背景には、ビジネスチャンスの拡大があります。私たちは2000年から一貫して、事業承継を考えている国内中堅企業と、日系コングロマリットからのスピンオフ企業を主な投資対象としてきました。いま、この両方の案件が増えているのです。事業承継に関していえば、皆さんご存知の通り、日本は少子高齢化社会を迎え、後継者のいない会社が増えています。今後も事業承継案件のチャンスが減ることはないでしょう。またガバナンスコードの導入やものいう株主の台頭、ROE経営の浸透等に伴い、最近では多くの日系コングロマリットが、グローバル企業に倣って、コアビジネス・ノンコアビジネスの選定を厳しく行い、たとえ黒字で順調に伸びていても、ノンコアビジネスは外に出そうとする傾向を強めています。これも私たちにとっては大きなチャンスです。

   さらに、PEファンドのビジネスが日本に定着し、PEファンドへの理解が深まったことが、ビジネスを進めやすくしている面があります。2000年代は「ハゲタカファンド」の誤ったイメージが先行していたのですが、長い時間をかけて実績を積み上げてきた効果もあって、現在は少なくとも、私たちの提案を聞いていただけるケースが当時と比べると飛躍的に増えています。これらの追い風のもと、私たちはこれから日本での投資を増やしていきたいと考えているのです。

カーライル・ジャパンのビジネスの特徴を教えてください。

   まずお伝えしておきたいのは、カーライル・グループは日本企業投資用の専門ファンドを持っている外資系唯一のPEファンドだということです。そのファンドの大半は、日本人投資家の投資で成り立っています。また現在、カーライル・ジャパンの社員は、全員日本人です。つまり、カーライル・グループでは、日本人社員が、日本人投資家に支えられたファンドを使って、日本に投資しているのです。一方で、もちろん海外展開にあたっては、世界31拠点、600名以上の投資プロフェッショナルを擁するカーライル・グループのグローバルリソースを存分に活用することができます。

   また、私たちの大きな特徴の1つは、投資先企業の潜在力を引き出したり、組織の実行力を高めたり、新たなリソースを加えたり、会社のカルチャーを変えたりして、ビジネスの成長を強くサポートしている点です。PEファンドと言うと、金融工学に基づいてクールに企業を売買しているように思われる方が多いかもしれません。正直にいえば、私も入社前はそういうイメージを抱いていました。しかし、少なくともカーライル・ジャパンの実情はまったく違います。もちろん、私たちは厳格な投資基準を持っていますし、ある面では冷静かつ科学的に判断していますが、その一方で、投資先企業の皆さんの想いや熱意を重視し、皆さんのハートに火をつけ、組織やビジネスを変革することに注力しているのです。そして、通常4~5年後、必要に応じて更に長期間かけて企業価値を十分に高めてから次なる成長を支える資本政策の実行(上場、株式譲渡等)することを目指しています。

   たとえば、わたしたちはベビースターラーメンで知られる「おやつカンパニー」に、2014年から投資しています。当時のおやつカンパニーは優良企業でしたが、海外ビジネスに課題を持っていました。彼らには、早く海外ビジネスを本格化させないと、業界内で後れを取ってしまうという危機感があったのです。そこでおやつカンパニーは、私たちと組んで、海外ビジネスを軌道に乗せることに決めました。私たちはまずアジア展開のコスト競争力を高めるために台湾工場を立ち上げました。また、カーライル・アジアの中国チームの助けを得て中国での販売を本格的にスタート。3年で本格的な海外展開の礎を築き、成長軌道に乗せました。

投資成功の鍵はどこにあるのでしょうか?

   大きくは2つあって、1つは投資をスタートしてから100~180日の間に、会社のミッション・ビジョンを浸透させ、会社を多少でも変革し、何らかのポジティブな成果を出すことです。ここで成功を収めると、経営チームや社員の皆さんの目の輝きが変わり、会社がスムーズに変わっていきます。中長期の事業計画やアクションプランを考えながら、まずは短期で成果を生み出していくことが大切です。

   もう1つは、「人」です。特に、経営チームをどういった面々にするかが重要です。どのような案件でも、経営者や経営メンバーなどのうちの何人かを新たに採用することになります。私たちは、この採用にこだわっています。特に経営者などのキーポジションの場合、「この会社の取るべき戦略とアクションプラン」を候補者の方にプレゼンテーションしていただくなど、十分にコミュニケーションを取った上で採用を決めるようにしています。なぜなら、その方がその会社に合っているか、お互いにハッピーな採用になるかどうかが、その投資の正否を決めかねないからです。

ロジックを組み立て、自分なりの意見を導き出せる方に来ていただきたい
そしていずれは、「みんなに頼りにされる存在」になってほしい

新たに入社する方にどういった活躍を期待していますか?

   働く上でのカーライル・ジャパンの大きな特徴は、ソーシング(投資案件の探索・営業)、エクセキューション(M&A)、モニタリング(投資後のバリューアップ)の各プロセスを分業せず、メンバー全員が全プロセスに関わる点です。たとえば、若手メンバーでもソーシング中の案件を2-3つ、エクセンキューション中の案件を1つ、モニタリング案件を2つ受け持ち、3段階すべてのステージを並行して進めることが珍しくありません。これはもちろん楽ではありませんが、全プロセスに関わるのは面白いですし、PEファンドの仕事の全体を知る意味でも有益です。

   案件を探してくる。業界・企業分析から課題を見つけ、アクションプランをつくり、提案書を作る。なぜその会社に投資するのか、どこに賭けるのか、どうやって成長させるのかを決める。森と木を交互に見ながら、どのリスクを取り、どのリスクをマネージするかを考える。デューデリジェンスの際は、どこにどのくらいのリソースを投入するのかをディレクションする。投資後は、経営チームや社員を束ねて、組織・ビジネス変革を前進させる。各プロセスでマスターしていただきたいことは数え切れないほどあります。経験を積みながら、少しずつレベルアップしていっていただけたらと思います。

   そして最終的には、「みんなに頼りにされる存在」になっていただけたら嬉しいです。案件を紹介してくれる金融機関の方々、後継者を探す経営者、投資先の経営チームなどから、「●●さん、困りました。助けてください」と言ってもらえるようになれば、ビジネスがスムーズに回っていくはずです。

   そのために最も大事なのは、「進むべき道を自分で決断できる力」です。集めた情報をもとに深く考え、責任と勇気をもって「この会社に投資する」「このビジネスを伸ばす」と決める力がない限り、この仕事は務まりません。さらに言えば、明確な根拠をもって、その決断を相手に説明し、相手を納得させる力も欠かせません。私は、面接ではこれらの力を最もよく見るようにしています。正しい答えを出せるかどうかではなく、ロジックを組み立て、自分なりの意見を導き出せるかどうかを見ているのです。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

   これまでの話に付け加えれば、この仕事は、組織に変化を起こし、その組織を勝利に導くのが好きな方に向いていると思います。実は、私がカーライル・ジャパンに入社した原体験は、大学時代にやっていた高校野球部のコーチの経験です。私は仲間とそのチームをどうやったら勝たせられるかに知恵を絞り、チームの民主化や練習の効率アップ、メンタルトレーニングの強化、選手のスカウトなどに力を入れました。いまの仕事は、そのときのコーチの役割に似ていると感じます。

   PEファンドは人材の流動化にも貢献していますし、日本の年金の有力な投資先としても重要な役割を果たすなど、社会的な意義も大きな存在です。この記事を読んで、カーライル・ジャパンにぜひチャレンジしてみたい、自分は向いているのではないかと思った方、ぜひ一度お話ししてみませんか。お待ちしています。

【カーライル・ジャパン・エルエルシーの概要】
カーライル・グループは、299のファンドを通じて、1,700億ドル以上の運用資産を保有するグローバルなオルタナティブ(代替)投資会社です。1987年にワシントン D.C.で設立されたカーライルは、北米、南米、欧州、中東、アフリカ、日本、アジア、オーストラリアに31拠点、600名以上の投資プロフェッショナルを擁し、世界最大級で屈指の投資実績を誇る投資会社に成長しました。カーライル・ジャパン・エルエルシーは2000年に設立。日本人が運営する日本専用のファンドとして、2017年までに23件の日本企業に投資をしてきました。

カーライル・ジャパン・エルエルシー ディレクター 渡辺雄介氏
慶應義塾大学経済学部を卒業後、三菱商事株式会社に10年在籍。機能性食品素材、ニュートラシューティカルズ、プラスチック、石油化学の事業投資、メーカー経営、ターンアラウンドに従事。ハーバード・ビジネス・スクールにてMBA取得後、2006年にカーライルに参画。コバレントマテリアル株式会社(現クアーズテック株式会社)、AvanStrate株式会社、株式会社ツバキ・ナカシマ、シーバイエス株式会社(旧ディバーシー株式会社)、名水美人ファクトリー株式会社(旧九州ジージーシー株式会社)の投資やモニタリングに関与。現在、シーバイエス株式会社(旧ディバーシー株式会社)、及び名水美人ファクトリー株式会社(旧九州ジージーシー株式会社)の非常勤取締役。

投資プロフェッショナル(アドバイザリー)

年収:応相談

勤務地 東京
業種金融 > プライベートエクイティ
金融 > その他
職種金融 > M&A
金融 > PE・不動産金融
金融 > 財務アドバイザリー

担当ヘッドハンターの目線

金子新氏 株式会社ケンブリッジ・リサーチ研究所 シニアコンサルタント

上智大学法学部卒業後、経営コンサルティング会社から大手人材会社へ転身し、営業最前線から事業部長まで歴任。その後、起業して人材紹介会社も経営。16年以上人材採用にかかわっている。様々な業界の経営人材、VC・ファンドなどの投資先企業の経営層、アクチュアリーが活躍する生損保、銀行、信託、コンサル、監査法人などの紹介を得意としている。少林寺拳法五段。

実際は、かなり日本的なPEファンドで
日本企業を良くしようという想いの強い方々が集まっています

   渡辺さんのお話からすでにおわかりの方も多いと思いますが、カーライル・ジャパンは、いわゆるグローバルPEファンドのイメージとはかけ離れたところにある会社です。一言で言えば、かなり日本的で、日本企業を良くしようという想いの強い方々が集まっています。日本企業のビジネスに入り込み、熱意を持って、その組織やビジネスを変革しようと取り組んでいます。その実現のために、日本と同様の理念で世界各国に展開していますカーライル・グループのリソースも活用できる、ということです。「ビジネスの半分は海外企業案件の会社でしょう?」とか「モニタリングのやり方はドライなのでしょう?」などと思い込んでいる方をときどき見かけますが、実際は全然違うのです。まずはその点をご理解いただけたらと思います。

   それから、私たちはPEファンド企業から、「投資先の経営者ポジションにふさわしい人材を見つけてほしい」といった依頼をいただくことがあります。そのなかでも、カーライル・ジャパンの依頼は、会社や人材の説明が手厚いのが特徴です。かゆいところに手が届く説明をしていただけるので、その会社やポジションに適した人材を紹介しやすいのです。このことは、カーライル・ジャパンの皆さんが、投資先企業のことを十分に理解し、その将来を深く考えている何よりの証拠だと思います。日本企業や日本経済を良くしたいという想いを持っている方には、真っ先にお勧めしたい会社です。

(上記内容は2017年12月19日時点での情報です)
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