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FOVE

世界初の視線追跡型VRヘッドセットを創る
ハードウェアスタートアップ企業・FOVEが
量産に詳しいハードエンジニアや
コンテンツアグリゲーションマネージャーを募集
Cerevoを筆頭として、いよいよ日本でもハードウェアスタートアップ企業が台頭してきました。その1社がFOVE。2015年5月からKickStarter(クラウドファンディングで資金調達するサービス)を利用して48万ドル強を集め、6月にサムスン・ベンチャーズから資金を調達したことは業界のニュースとなりました。そのFOVEがハードエンジニアなどの人材を募集しています。そこで、ビジネスの現状や目標、新たに採用する方に期待することなどをCEOの小島由香さんに伺いました。

VRヘッドセットは、電話や飛行機に匹敵する画期的な発明
その進化を5年早め、VRヘッドセットの価値を世界に伝えていきたい

FOVE社について、簡単に教えて下さい。

   私たちは、視線追跡を導入した新世代バーチャルリアリティ(VR)ヘッドセット「FOVE」を開発するスタートアップ企業です。視線追跡技術を取り入れることで、「感情表現」という新しい概念を仮想現実世界に導入し、VRシーンに新世代をつくり上げることを目指しています。2014年5月に設立し、プロトタイプ開発をすでに完了。現在は、先行予約が入っている約1200台の量産化へ向けて準備を進めています。FOVEの発売は来年夏を予定しています。

ハードウェアのスタートアップ企業は珍しいと思うのですが。

   確かに、これまでのスタートアップ企業の多くはソフトウェアを扱っていますが、世界では今ハードウェアのスタートアップが流行しており、ここ1、2年で日本にも増えてきました。そのなかには優れた業績を上げ、数多くの製造ラインを動かすところが出てきています。ハードウェアスタートアップの流行には、3Dプリンタなどのツールが普及・進化し、手軽にプロトタイプ製作ができるようになったことが大きく寄与しています。中国や台湾の工場にOEMで製造を依頼すれば量産可能ですから、製造ラインを自らもつ必要もありません。ハードの世界でも、ソフトと同様、アイデアが優れていれば少人数で成功を収められる時代がやって来たのです。合わせてベンチャーキャピタルのマインドも変化しており、ハードウェアスタートアップ企業への投資が急増しています。私たちも資金調達面では余裕が出てきました。今後、ハードウェアのスタートアップ企業はますます増えてくるはずです。

FOVE社の目標を教えて下さい。

   VRヘッドセットは、電話や飛行機に匹敵する画期的な発明だと私たちは考えています。単なるゲーマーの高価なおもちゃではなく、たとえば日本にいる寝たきりのおばあさんがパリで行われる孫の結婚式に遠隔で出席する、あるいは手の動かない人が目でピアノを弾くといった多様な用途に利用できるツールなのです。私たちは、VRヘッドセット技術で常に他社の一歩先、二歩先を行き、進化・一般化を5年早めることで、市場を安定的に繁栄させ、VRヘッドセットの価値を世界に伝えていきたい。その第一歩として、角度0.2度を感知する正確なアイトラッキング技術を搭載して、目の動きで狙い、焦点を合わせ、アイコンタクトが取れるVRヘッドセットを開発したのです。

今なぜ採用を行うのでしょうか。

   FOVEの発売に向けて組織拡大を進めており、現在の10名から、半年以内で20名程度にしたいと考えています。そのなかで今回募集するのは、メカニカルエンジニア、エレクトリカルエンジニア、ハードウェアエンジニアリングマネージャー、ドキュメンテーションエンジニア、コンテンツアグリゲーションマネージャーなど、いずれも量産化フェーズに欠かせない人材。実は、現在のFOVEには量産を経験したことのあるメンバーがいません。私たちはアイデアを出し、プロトタイプをつくるのは得意ですが、量産化に関してはノウハウが不足しており、このまま量産するのはリスクが高いと考えています。そこで、量産に詳しいエンジニアなどの方々の力を求めているのです。現状は一人ひとりが製造、研究開発、デモなどのさまざまな業務を兼務していますから、社員が増えるにしたがって、分業も進めていきたいと考えています。

ハードの量産を経験したことのあるメンバーが、一人もいない
量産に詳しいエンジニアなどの方に、私たちを助けていただきたい

入社する方に何をしていただきたいのでしょうか。

エンジニアの方々には、量産するときに気をつけるべきことや手順、求められるクオリティレベル、製造OEMとのコミュニケーションやマネジメント、スケジュール管理の方法など、これまでメーカーで培ってきた経験やノウハウを存分に活かしていただけたらと思っています。実はこれまで、大手メーカーを退職された黄金世代の方々にサポートを受けてきたのですが、今後は本格的に社内で製造ノウハウを蓄積していきたい。その中心に立っていただきたいと考えています。

   コンテンツアグリゲーションマネージャーは、量産と並行して、ゲームメーカーやゲームセンター、テーマパーク、アミューズメントパークなどにコンテンツ制作の企画を依頼する仕事。日本と欧米を中心に世界を飛び回り、FOVEのイノベーションや思想を広めて、FOVEに賭けていただけるパートナーを増やしていってください。また、ゲームに限らず、FOVEの可能性を広げるためのコネクションの創出もお願いできたらと思います。自ら次々に行動を起こしてくださる方を求めています。

アメリカで採用することは考えないのでしょうか。

   今のところ、FOVEは日本よりもアメリカで有名な企業ですから、アメリカで採用することも考えました。しかし、もともとハードウェアメーカーが少なく、さらにハードウェアのスタートアップがブームとなっていることもあって、アメリカではハードエンジニアが慢性的に不足しているのが現状なのです。一方、日本には優れたハードエンジニアがたくさんいます。日本の技術力はやはり素晴らしい。世界で成功を収めている欧米企業の商品も、部品技術の多くは日本企業が提供しており、欧米は組み立てているだけです。他にも、日本のメーカーには世に出てきていない画期的技術がいくつも眠っていることを知っています。エンジニアの採用は、日本で行うのがベストだと確信しています。

   私は、FOVEが日本で活動していることを幸運に思っています。技術力の高いエンジニアがたくさんいて、日系メーカーとの連携も断然取りやすく、OEMを任せられる中国や台湾の工場が近い。それに、ハードウェアはソフトウェアと違い、言葉の壁がありませんから、日本で生まれた優れた製品がすぐさま世界中に広まっていきます。事実、これまで世界的に有名になってきた日本企業のほとんどはメーカーです。今後日本でスタートアップするなら、ハードウェア領域に大きなチャンスがあります。

最後に読者へメッセージをお願いします。

   FOVEは、今はまだプロ集団とは呼べないかもしれません。しかし、私たちには壮大な目標と成功への論理的な道筋があります。 子ども時代の夢を本気で具現化するために、世界の動きをリアリスティックに見つめ、成功の確率を論理的に高めながら、大きな勝負を仕掛けているのです。そのために今不足しているピースは、しっかりと現実を見据え、地に足をつけて行動していける方。私たちの夢を実現するために力を貸していただける方をお待ちしています。世のなかはそれほど理不尽でも、どん詰まりでもありません。未来に向けて、ともに歩いていきませんか。

【FOVEの事業概要】
世界初の視線追跡型VRヘッドセット「FOVE」を開発。現在は本社をサンフランシスコに移し、主にアメリカでプロモーション・ビジネスデベロップメントを、日本でプロダクションを行っている。

設立:2014年5月
従業員数:10名

FOVE CEO 小島 由香
ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲームプロデューサーとして、プレイステーション3、PSP、プレイステーションVita、Move向けゲームの制作リードを務める。物語の未来はゲームの双方向性にあると信じ、視線追跡と顔認識技術を最大限利用した仮想世界での非言語コミュニケーションを提唱。FOVEはそのビジョンと高い専門性を世に送り出す最初の製品となる。

未来のデバイス「FOVE」で世界に挑戦したいエレクトリカルエンジニア

年収:800万円 ~ 1,000万円

勤務地東京
業種メーカー > 家電・民生機器
メーカー > 機械
エンターテイメント > ゲーム
職種機械 > 生産技術・製造技術・生産準備
組み込み制御 > PM(組み込み制御系)
組み込み制御 > SE(組み込み制御系)

未来のデバイス「FOVE」で世界に挑戦したいメカニカルエンジニア

年収:800万円 ~ 1,000万円

勤務地東京
業種メーカー > 家電・民生機器
メーカー > 機械
エンターテイメント > ゲーム
職種機械 > 機械設計
機械 > 生産技術・製造技術・生産準備

担当ヘッドハンターの目線

杉本 容啓氏 NET jinzai bank(株式会社セントメディア)

2008年関西学院大学を卒業後、ウィルグループ(東証1部)に入社。人材紹介事業立ち上げに参画後、CEO直轄人事部門であるHRAに所属し、事業会社5社の人事領域をグループ横断で統括しながら採用プロジェクト管理等に従事。2012年10月からは事業会社セントメディアにて『NET jinzai bank』事業の立ち上げに参画。『企業』と『転職者』の両面対応を行いながら、国内インターネットセクターベンチャーをメインとした人材支援業務に従事。現在はヘッドハンターとしての動きと併せ、クライアントの人事アドバイザー活動を兼任している。※『NET jinzai bank』は、2013年4月にスタートしたインターネット/IoTセクター専門ハンティングエージェントチーム。2015年12月現在15名まで拡大し、国内VCとのアライアンスを含めた国内唯一のハイブリッドヒューマンキャピタルとして事業を運営。

大手メーカーから『VR』領域ベンチャーへ

   『VR(バーチャル・リアリティ)』は昨今、その技術領域の幅広さから世界的な注目を集めています。VRの応用は、ゲームや個人娯楽の分野だけではなく、科学技術における情報の可視化や、ソフトウェア構築、セキュリティ、医療など、幅広い分野で活用されることが期待されています。

   数年前まで、日本のモノづくりを牽引してきた大手企業(メーカー等)にはスタートアップ企業への転職に対して抵抗感がとても強い人が多かったのですが、ここ数年で逆転の傾向が見られています。特に大手メーカー系で経験を積まれているハードウェアエンジニアの方々の転職が徐々に加速化しており、ハードウェアベンチャー界隈がにわかに活気づいてきているのです。

   私の個人的見解として、スタートアップ企業に飛び込むタイミングは間違いなく『今』が狙い目と言えます。その理由は2点あり、大手メーカーは上位ポジションが詰まりきっていてキャリアの限界が見えること。そして、スタートアップ企業はVCからの潤沢な資金を調達しやすい環境にあることです。

   そこで将来性のあるVR市場を切り開く存在として、世界から注目を集めている企業がFOVE社です。FOVE社は、まだ日本には数少ない有望なハードウェアスタートアップ企業の一つであり、社長自身も元大手メーカー企業出身者なのです。

   私が掲げるブライトキャリアとは、『やり甲斐×経済合理性』です。現在、大手メーカー企業の実態は昔ほど良い状況ではありません。今後同じ時間を生きるのであれば、ポジションや将来性が見込めるベンチャーで勝負すべきだと考えています。

   『VRの市場を切り開く、挑戦する気持ちがある方と世界を変える為に働きたい。』FOVE社はそういう方の挑戦を楽しみに待っています。

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