メディカル業界の求人は、
スキルや経験が厳しく問われる
だからこそ、まずは
丁寧にお話を伺っていきます

幸村 勲さん
株式会社ライフケア・ネットワーク
コンサルタント

日系電機メーカーのマーケティング、広報宣伝などを経て、外資系製薬メーカーのマーケティング・セールスに10年ほど従事した後、「メディカル業界での経験を活かして、多くの人のためになる仕事をしたい」と思い、2001年に転職。以来、CRAや臨床開発など、製薬・医療業界の転職情報に特化した人材コンサルティング会社、ライフケア・ネットワークで、メディカル業界専門のコンサルタントとして活躍している。最もよくお会いするのは40~50代だが、20代後半から30代の方々の転職をお手伝いすることも最近は増えている。研究開発、臨床開発、MRなど、メディカル業界全般に精通。

「キャリアの幅を広げたい」方が多い。その期待にできる限りお応えしていきたい

   「できたら、製造部の仕事に戻りたい」と、その方はおっしゃいました。製造部にいらっしゃったのは何年も前のことで、直近は別のお仕事をされていたのですが、製造部での仕事が一番好きだったとおっしゃるのです。詳しくお話を伺い、いくつかの案件をご紹介して、最終的には製造部ではなく、製造部と関係の深い薬事部のお仕事に挑戦すると決断されました。薬事部の経験はなく、製造部もブランクがあったため、最初、企業側は少し渋っていましたが、一度面接の機会を設けていただいたところ、企業側に求職者の方のスキルを理解していただき、スムーズに話が進んでいったのが印象に残っています。

   メディカル業界の40代、50代には、この方のように「キャリアの幅を広げたい」「専門性を高めたい」「以前の経験を活かしたい」と転職を希望される方が数多くいらっしゃいます。よりグローバルな環境での仕事に携わりたい、より責任範囲の広い仕事にアサインされたい、最先端の領域で仕事がしたい、満足・納得のいく職務に携わりたい、など様々なキャリアパスを想い描いていらっしゃいます。その想いにできる限りお応えしていくのが、私の基本スタンスです。

   私はいつも面談をとおして、求職者ご自身がこれまで気づかなかったことも含めた「強み」を客観的にご認識いただき、将来のキャリアパスをより鮮明に意識していただくよう、対話を展開していきます。

丁寧なヒアリングをきっかけに、面接の機会を数多く創るのが、私たちの第一の仕事

   メディカル業界の転職マーケットでは、スキルや経験が厳しく問われます。最近ではより「スペシフィックな求人案件」が一層増える傾向にあります。CROへのアウトソーシングが進み、メーカーでは専門性の高い限られた職務のみが求められています。それは同時に、CROの求人が新卒や若手を中心に伸びていることも意味します。開発部門での著しい技術進化をはじめとし営業部門に至るまでのIT化によって今までにないスキルや専門性が求められるようになり、転職環境も高度化しています。

   だからこそ、私はいつも丁寧なヒアリングにこだわっています。求職者の方の経験・スキル・価値観・学問的背景などを具体的に伺い、深く理解して、その方の気持ちや立場に立つところから始めるようにしています。例えば、同じMRでも、責任範囲の広さ、大学病院・クリニックといった顧客層、担当する疾患領域、営業スタイルなどによって業務内容はかなり異なりますし、紹介できる案件もまったく変わってきます。研究開発や臨床開発も同様です。最低限、この程度の内容をしっかり踏まえて、初めてコンサルティングのスタートラインに立てると考えています。そのために、メディカル関連のさまざまな専門知識も学んできました。

   丁寧なヒアリングができると、転職先の選択肢を広げていけるようになります。冒頭にご紹介した事例のように、直近での職務と離れていても、これまでの経験・スキル・考え方から十分に対応できるポジションをいくつも発見できるからです。結果、求職者の方のご要望に沿った案件をご紹介できる可能性が高まります。他方、クライアントとは、「一番必要とされているのは、どのようなスキル・ご経験でしょうか」「このようなスキル・ご経験をお持ちの方にお会いいただけませんでしょうか」といったコミュニケーションをあらかじめ交わしておき、ご紹介の可能性を広げておきます。こうした準備をしておけば、直近での職務と離れていてもご紹介できるチャンスを増やせるのです。

   まずは一度面接していただくことが最も肝心で、企業側に求職者の方のスキルを理解していただければ懸念点を払拭して入社が決まることもしばしばあります。ですから、私たちの第一の仕事は、面接の機会を数多く創ることです。そのために、私はさまざまな工夫や努力を怠りません。例えば、求職者の方が職務経歴書に表現しきれていないことや、言葉にできない魅力などは、私たちが事前にクライアントへ向けてアピールします。次のステップに進む可能性を高めるため、面接の場で言い出せなかったことや、用意していたのに質問されなかったことなどを、求職者の方に代わってクライアントにお伝えすることもあります。研究者や技術者のなかには、アピールや交渉を苦手とする方々が多くいらっしゃいます。面接時、しっかりと彼らをフォローするのも私の大事な務め。最終的に、いくつかの内定を獲得し、そのなかから決断していただける状況を創ることが私の具体的な目標です。

最初は求職者、現在はクライアントで案件をご発注いただく関係になっている方が何人もいる

   ライフケア・ネットワークは、全員が製薬・医療業界出身者で、基本的な業務の流れ、業界の特徴などをしっかりと把握しているため、多くのメディカル・医療業界の方々に安心してご利用いただいております。私自身もこれまで、数えきれないほどのメディカル業界の方々にお会いしてきました。そのなかには、私のご紹介では決まっていないにもかかわらず、転職のたびに私をご利用いただき、現在はクライアントの部門責任者や人事担当者になられて、求人案件をご発注いただく関係になっている方が何人もいらっしゃいます。このようにして求職者の方々と転職後も長くお付き合いしていくのが、弊社のスタンス。そのためにも、「ここに来て良かった」「また幸村さんとお話ししたい」と思っていただけるようなコンサルティングを日々心がけています。

   「すぐには転職を考えていないけれど、5年後のキャリアパスのために、いま相談に乗ってもらいたい」といった理由でのキャリア・カウンセリングでもかまいません。ここではお話しできないことも含めて、私は日々、さまざまな業界情報を収集しています。転職情報はもちろんのこと、メディカル業界全般の情報網として、ぜひお気軽にご利用いただけたらと思います。

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