製造業の海外進出ニーズと、それを支えるコア人材をつなぎ、
企業も個人も成長していく――
その過程を見られることがコンサルタントの喜び

山室広幸さん
株式会社リクルートエグゼクティブエージェント エグゼクティブコンサルタント

早稲田大学で電気工学を学んだ後、外資系化学メーカーに新卒入社。技術営業、海外駐在を経験後、1998年に人事に異動、さまざまな人事プロジェクトを計画・実行する。東証一部上場企業に転職し、執行役員として人事・総務・法務及び海外人事を統括。その後、外資系専門人材紹介会社で製造部門立ち上げに携わり、責任者として事業拡大に寄与。2006年9月にリクルートエグゼクティブエージェントに入社し、一貫して製造業を担当。社会保険労務士の資格を持つ。

製造業の現場を経験した後、企業人事責任者や人材コンサルタントとして経験を積む

リクルートエグゼクティブエージェントでのコンサルタント歴は今年で8年。そしてその前に、企業人事や人材紹介会社で8年間さまざまな経験を積んできました。

初めに勤めた外資系化学メーカーでは、大学で学んだ電気工学の知識を活かして技術営業を担当した後、他社との合併のタイミングで人事に異動。就業規則の策定や人事制度の見直しなどあらゆる人事業務を一から見直す一方、新卒採用や労務管理、労働組合との交渉などにも関わりました。その経験が買われ、ヘッドハンティングで東証一部上場企業に転職し、執行役員として人事制度の改定、そして、海外拠点の立ち上げ時の海外採用等企業のグローバル化に対応した人事業務を数多く経験し、人材紹介会社に転職、責任者として製造部門の立ち上げを担いました。その後、再度ヘッドハンティング会社の声掛けで入社したサービス会社での短期間勤務を経て、2006年にリクルートエグゼクティブエージェントのコンサルタントに。製造業の現場で培った経験、人事としての豊富な経験両方を活かし、製造業の人材コンサルティングを担当しています。

ヘッドハンティングというと、企業の要件に合う人を「つかまえてくる」という印象が強いかもしれません。しかし、つかまえるという気持ちでこの仕事に臨んでは、企業と個人とのいいマッチングは図れないと確信しています。当社ではあくまで「コンサルタント」として、企業と個人双方の思いを踏まえたうえで、双方が幸せになるコンサルティングをしたいと考えています。

私自身、今までに2回ヘッドハンティングで転職しましたが、実は1回は失敗に終わっています。この経験は、コンサルタントとしての私の強み。自らの成功体験も失敗経験も踏まえた、親身で的確なアドバイスができると思っています。

企業と個人、双方が好影響を与え合い、成長する。その過程を見られる喜び

企業の思い、個人の思いをきっちりつないでご入社いただいた結果、個人の方が成長する中で企業業績がどんどん拡大していく…その過程を間近で見られるのが何よりの喜びであり、この仕事の醍醐味ですね。

以前、地方のある上場企業が海外展開をする際の、コア人材採用のお手伝いをしました。2008年のリーマンショック直後、国内の事業環境が厳しさを増す中で「早めに海外進出の布石を打っておかなければ先がない」との危機感による経営判断でした。

初めての本格的な海外進出を、確実に成功に導いてくれるコア人材の採用。高いスキルや豊富な経験が必要となる一方で、勤務地は将来的には海外になるとはいえ、当面は地方になります。何度となく経営者と話をし、経営者の「海外進出にかける情熱、真剣さ」を理解したうえで、それに沿ったご経験と情熱をお持ちの方にお声掛けさせていただき、経営者に代わって「会社の思い」をお伝えしました。

その結果、7名の方にご入社いただくことができ、海外進出は無事に成功。最初に経営者にお会いした時から現在の売上高は約3倍、売り上げに占める海外比率も約8割と当時の約2倍にに成長しました。また、ご入社いただいた方々は現在、現地法人の社長や、ファイナンス担当の執行役員など、企業様の屋台骨を支える存在になっています。

企業に対しては「企業の成長を支えてくれる人材」を見つけることに奔走し、個人の方々に対しては「より成長していただける環境」を全力で探す。企業と個人、双方に寄り添い、お役に立ち続けたい――これが私のコンサルタントとしてのスタンスであり、目標です。

製造業のコア人材ニーズは旺盛。「海外経験+α」が求められる傾向

製造業の人材ニーズは総じて旺盛です。行き過ぎた円高傾向がひと段落して海外輸出の採算が改善し、息を吹き返しつつあるためです。中でも自動車関連は好調ですね。

ただ、コア人材に対する要件のハードルは以前より高くなりつつあると感じます。製造業においては、グローバル経験はすでに必須となっていますが、8年前なら「海外経験があれば歓迎」とされていたものが、現在では進出する国でのビジネス経験や、現地語のスキルが求められますし、技術責任者であれば「パワーエレクトロニクス分野での現場経験」というようにピンポイントのオーダーが来るケースが増えています。すなわち、その方ならではの「プラスワンの経験やスキル」をお持ちの方が、より求められる傾向にあるといえます。

一方で、ただスキル面ばかりが評価されるわけでは決してありません。特に企業が注目しているのは「エネルギーレベルの高さ」。ご自身の今までの経験やスキルに自信を持った上で、「これからこんな仕事をしていきたい」「このように企業や、ひいては社会に影響を与えたい」という思いや情熱を持っているかどうかに注目しています。エネルギーレベルの高い方は、プロジェクトを成功させるという強い意志があり、それをやり遂げることでさらに経験値を上げ、次のステップに進んでくれる。そういう考えをお持ちの企業が増えていると感じますね。

製造業に関しては、現場経験を積んだ40代後半や、経営経験のある50代など、比較的年齢層が高い方が採用されるケースが多いですが、30代後半から40代前半の方も「動きどき」だと思います。特に、海外事業所や現地法人で責任者を担った後に帰国し、次のステップを模索中の方は、ご活躍いただけるステージを多数ご案内できます。まずは気軽にお声掛けください。

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