個人の思いや志向、目標をできる限り理解し、
その方がハッピーになれる道を考え抜く。
コンサルタントとしての、私のポリシーです

森本千賀子さん
株式会社リクルートエグゼクティブエージェント
エグゼクティブコンサルタント

1993年リクルート人材センター(現リクルートキャリア)入社。リクルーティングアドバイザーとして、大手からベンチャーまで幅広い企業に対し人材戦略コンサルティング、採用支援全般を手がけ、主に経営幹部・管理職クラスでの実績多数。特に、ベンチャー企業、株式公開予備軍の企業を強みとする。2010年4月にリクルートエグゼクティブエージェントに転籍し、消費財・サービス分野を中心に担当。「本気の転職」「メンターBOOKS 女性管理職Q&A」「1000人の社長から信頼される人の仕事の習慣」 「後悔しない社会人一年目の働き方」など著書多数。

あえてサプライズな提案をすることで、成長意欲をさらに高める

20年以上、一貫して企業の人材コンサルティング、採用支援に携わってきました。数多くの採用事例がケーススタディとして自分の中に蓄積されており、企業のさまざまな採用課題に応えられる経験を積んできたことが、コンサルタントとしての私の強みになっています。

ただ一方で、個人の方とお会いするときには、ともすると「こういう経験を積み、こういう考えをお持ちのタイプならば、こういう案件が合うのではないか」と、過去の事例にそのままあてはめそうになる恐れも、自分自身で感じています。そのため、過去の事例は参考にとどめ、まっさらな気持ちで個人の方々と向き合うようにしています。

その際に心掛けているのは、「ご本人が気づいていない可能性を見出し、サプライズな提案をさせていただく」こと。

弊社にご相談に来て下さる多くの方は、立ち位置をすでに確立されていて、ご自身の強みや得意分野を理解されています。今後のキャリアについても、「何となくこういう方向に進むのだろう」という道筋を、大体予測されているかと思います。

そんな方に、「あなたのキャリアならば、こういう選択肢もあり得る」というサプライズを提案するのは、視野を広げていただき、さらに成長意欲を高めていただきたいから。もともと高い成長意欲をお持ちの方々なので、ご自身の新たな可能性に気づくことで延長線だけではない「経験したことのない領域に移ることで、さらなる成長を目指したい」と情熱を燃やして下さる方がとても多いのです。

実際、企業側も、「求めるスキル要件を備えていれば、異業界の方も歓迎する」というケースが多いものです。コア人材として確実に業務を遂行いただきながらも、異業界ならではの新しい視点を取り入れてくれる期待があるのです。

サプライズを提案するためには、個人の方にできるだけ自己開示をしていただき、「その方を知り尽くす」努力を怠れません。とはいえ、私どものようなコンサルタントと相対したときは、ご自身の実績や成功体験などのPRを意識される方がほとんどかと思います。ただ、挫折や失敗、苦労など、ネガティブなエピソードも、その方を形成する大事な要素であり、ぜひ知っておきたい部分です。ネガティブ経験が成長意欲につながっていたり、ご自身のキャリア観にも影響を及ぼしているケースも実に多いのです。そのために、私は自分からまず自己開示をして、強みや弱みなどすべてをさらけ出すようにしています。腹を割って、仕事のこと、キャリアのこと、人生のことを話し合う中で、その方の隠れた想いや志向、情熱が徐々につかめるようになります。中には、「こんなこと、親や家族にも話したことがなかった」という胸の内を吐露して下さる方もいらっしゃいますね。

このように、コンサルタントは個人の人生を大きく左右する可能性がある、責任の重い仕事です。だからこそ、その方のことを理解することに全エネルギーを注ぎ、「どうすれば目の前のこの方が、ハッピーになれるだろうか?」を考え抜いています。

以前、管理部門でご経験を積まれた方にお会いしました。すでにキャリアを確立されている方なので、転職に際しては安定を求めていらっしゃいました。しかし、腹を割って話し合う中で、「困っている人を見ると、じっとしていられない。手を差し伸べずにはいられない」という事実が見えてきたため、業績が安定している組織よりも、経営環境が厳しい組織でマイナスをゼロに、ゼロをプラスにすることにやりがいを感じてくださるのではと判断。業績低迷中のサービス会社の管理部門担当役員の案件をご紹介したところ、「話を伺って、興奮した。意欲が高まるのを感じた」とおっしゃってくださったんです。

その企業は、長引く業績低迷により社員の士気が下がっており、V字回復させないと企業の存続すら厳しい状態でしたが、その方がご入社され、大ナタを振るった結果、業績は大幅に回復、社員のモチベーションも向上したとのことです。

サービス産業でも海外人材のニーズが拡大中。ベンチャーでIPOを担う案件も増加

現在担当しているのは、食品や流通などコンシューマ関連、不動産や金融などのファイナンス関連、そして旅行やホテル、福祉関連、教育などのサービス産業など。また、成長力あるベンチャー企業でIPOに向けた環境整備を担える人材や、第二創業期を迎えた老舗企業で二代目・三代目社長の右腕になれるパートナーなどの採用にも、力を入れています。個人的には、女性のキャリアについても積極的に取り組んでおり、ロールモデルになり得るプロフェッショナルな女性を採用したいというご相談にも多数対応しています。

企業の海外展開は、以前はメーカーが中心でしたが、今では流通小売り、サービス、外食産業においても活発化しています。少子高齢化による消費減などから国内市場がシュリンクしていく中で、海外市場に活路を見出そうとする動きが高まっています。そのため、初の海外進出に際して旗振り役になってくれる、海外経験豊富な人材が特に求められていますね。



まさにアベノミクス効果もあり、企業としても攻めの経営戦略をとるため、組織体制の整備を強化しています。そのため採用も積極姿勢になっておりキャリアの新たな可能性を追求するチャンスの時代といえます。

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