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転職事例紹介 Vol.15

原 浩昭さん

株式会社Apex シニアコンサルタント
大学卒業後に米ハワイ大学での留学を経て帰国し、大手国際物流会社に入社。海外駐在を含め10年以上のイギリスにおける在住経験を持つ。帰国後、メーカーにて海外事業および貿易業務に注力した後、リクルーターとしてロジスティクス、SCM、コンシューマー、メディカル領域でコンサルティングを手掛ける。その後株式会社Apexに参画し、主に不動産金業界におけるAM・PMリーシングにおいて数多くの紹介・採用実績を挙げている。小売り流通企業、リーガル関連業界にも精通。

33歳で4社を経験している女性相談者。豊富な経験と人柄、「ホスピタリティ・コンサルタントになりたい」との熱い思いを評価してくれる企業とのマッチングに成功

アセット分野で豊富な経験。しかし転職回数の多さを懸念

私がAさんに出会ったのは、今年の1月。キャリアカーバーに掲載している、ある外資系コンサルティング会社の求人案件にご応募いただいたのがきっかけでした。
  Aさんは当時、外資系アパレル会社において、新規チャネル開拓やマーケティングを手掛けておられましたが、もともとは不動産デベロッパーでプロパティーマネジメントを手掛け、その後はホテル・リゾート運営会社でホテルのアセットマネジメントやコーポレート・セールスに携わるなど、一貫してアセット分野でキャリアを築いてこられました。Aさんにご応募いただいた外資系コンサルティング会社の求人案件は、ホテル業界向けのコンサルタントの募集。今までの経験を活かしていただけそうだと思い、すぐにコンタクトを取りました。
  ただ、一つだけ懸念点がありました。33歳で、すでに4社での経験をお持ちだという点です。職務経歴を見れば、彼女が貴重なキャリアを積んできたことがわかりますが、果たして企業側に伝わるかどうか…と不安を感じていました。

しかし、その懸念は実際にお会いして吹き飛びました。電話でコンタクトを取った時から感じてはいましたが、Aさんはとても明るくて快活、会話のキャッチボールもうまく、コミュニケーション能力に長けていると感じました。メールのレスポンスも非常に早く、熱意とやる気を感じることができました。
  私は、ご相談者との面談の際は、転職理由や条件、キャリアプランなど、ご本人のことをとことん伺います。Aさんとの面談でも、じっくり時間をかけて、さまざまなことを伺いました。
  Aさんは、今までのキャリアの中でホテルに関わることが多かったことから、「ホテルのホスピタリティ部門に関するコンサルティング職に就きたい」と希望されていました。なお、ホテルにおけるホスピタリティとは、レストランやエンターテインメント、各種イベントなど、宿泊以外の部門全般を指します。どういう方法で集客し、どのようにお客様をおもてなしするか、戦略を立てて実行するのがホスピタリティ・コンサルタントの役割です。
  Aさんは、ホスピタリティマネジメントに関するプログラムを受講するために、オーストラリアに短期留学したほど、この分野に強い思い入れを思っておられました。同時に英語力も磨き上げ、TOEIC865のハイスコアを取るまでになっています。
  現在勤めているアパレル会社では、マーケティングの一環としてホテルと関わる機会は多いものの、目指す方向とは少しずれています。「今までの経験をフルに活かし、目指してきたホテル向けのコンサルタントとして力を発揮したい」とのAさんの熱い思いに触れ、「この方であれば自信を持って企業に推薦できる」と確信できました。

経験とスキル、そして高いコミュニケーション力。求める人材像にぴったり!と高評価

1回目の面接は、募集部門の責任者であるパートナー職の方。採否を決める権限を持ち、入社すればこの方のもとで働くことになる、今回の募集のキーマンです。
  一次面接にして最大の難関。彼がもし転職回数を気にしたら…と少しだけ心配していましたが、先方も私と同様、彼女の転職回数にはこだわらず、経験とスキル、そして人柄を手放しで評価してくれました。コミュニケーション能力も高く、求めている人材像にピッタリだと。このフィードバックをもらったときは、我がことのように嬉しかったですね。Aさんも「リラックスできる雰囲気を作っていただき、ざっくばらんに話ができた」と喜んでいました。
  その後は、シンガポールオフィスとの電話面接が2回ありました。応募先企業がシンガポールのホテルのコンサルティングを複数手掛けており、入社したらこのプロジェクトに関わることになるため、現地スタッフも評価したいとのこと。Aさんは当初かなり緊張しておられましたが、現地がどのような状況にあり、どんな立場の人にどんなことを聞かれるのか、先方に確認したプロセスを共有しておいたので、当日はリラックスできたようでした。

「英語でのコミュニケーションも、あなたなら問題なくできる!緊張せず、あなたらしく頑張って!」と声を掛け、質問があったらフランクに聞いてみることもアドバイスしました。この分野の仕事に就きたいと真剣に願っている彼女の思いが、より強く届くと思ったからです。
  結果、見事内定を獲得。念願のホスピタリティ・コンサルタントになれること、そして世界に名だたるコンサルティングファームの一員になれることを、Aさんは心から喜んでおられました。
  5月に入社されたAさんは、現在シンガポールのプロジェクトを中心に関わっておられます。現地に出張に行くことも多く忙しい毎日のようですが、やりがいはそれ以上に大きいようで「転職できてよかった。本当に満足」との声をいただきました。パートナーの方からも、彼女の活躍ぶりを高く評価いただき、いいマッチングができたことを嬉しく思っています。
  Aさんは、ホテル関連、アセット分野の経験は豊富だったものの、「コンサルティングのプロ」ではありません。新たに学ぶことは非常に多いと思いますが、彼女ならばすぐにキャッチアップできるはず。そして現場経験を積み、この分野のプロとして世界に羽ばたいてほしいですね。

「第三者」だからこそ、自分では気づけない自身の魅力、強味が発見できる

私の「ヘッドハンターとしてのこだわり」はさまざまありますが、基本的なこととして「スピーディーに動くこと」を大切にしています。企業側の求人ニーズにスピード感を持って応えたいですし、ご相談者にとっては素早い対応、早いレスポンスは安心感につながると思っているからです。双方に気持ち良く面談に臨んでいただき、ざっくばらんに語っていただくことが、いいマッチングにつながるとも考えています。 
  日々たくさんのご相談者にお会いしますが、お話をじっくりお伺いしたうえで「この案件こそこの方にピッタリでは」と自信をもって求人をご紹介しても、「自分には合わない」ではなく、「私には荷が重すぎる」「興味はあるけれど難易度が高そう」という理由でしり込みをしてしまう方が多いと感じています。
  もちろん、ご相談者の意思が第一ですので、無理に勧めることはありませんが、もっと自分に自信を持ってほしい、ワンランク上のことにチャレンジしてほしいと思いますね。面談に進み、先方に仕事内容を詳しく聞いたら印象が変わるかもしれませんし、思い切ってチャレンジしてみたら意外にすんなりできたり、予想以上に自分に合っているという可能性も。つまり、第三者から見れば素晴らしい経験やスキルなのに、自分では気づいていないというケースが実に多いのです。
  仕事のこと、キャリアのことなど、もっと気軽にヘッドハンターに相談してほしいですね。思いもよらないキャリアの可能性が、開けてくるかもしれませんよ。

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