グローバルブランド「コンフォートホテル」を日本全国に60店舗以上展開するグリーンズが、マーケティング責任者(グループ会社社長候補)を募集

グローバルブランド「コンフォートホテル」を日本全国に60店舗以上展開するグリーンズが、マーケティング責任者(グループ会社社長候補)を募集している。その背景に何があるのか、どのような活躍を求めているのかといったことを、代表取締役社長の村木雄哉氏(写真左)に伺った。

2025年に売上高を現在の300億円から500億円にする
そのために「成長投資の3カ年」でマーケティングを一気に強化したい

グリーンズについて簡単に教えて下さい。

私たちは、もともとは三重県内でビジネスホテルを中心に展開する会社でした。1999年に初めて三重を出て、コンフォートイン京都五条を開業。そして2003年、世界40ヵ国以上の国と地域で7,000店舗以上のホテルを展開する「チョイスホテルズインターナショナル社」とマスターフランチャイズ契約を締結し、コンフォートブランドに関する日本のマスターフランチャイジーとなりました。その後は順調に成長を遂げ、2010年には50店舗を超えて、現在は日本全国に「コンフォートホテル」「コンフォートイン」「コンフォートスイーツ」を63店舗(2019年11月現在)展開しています。それ以外に、「ホテルエコノ」「グリーンホテル」「シティホテル」「ホテルグリーンパーク」「ホテルエスプル」「ベストイン」などのブランドでも30店舗程度を展開。合わせると、100店舗近いホテルを運営する企業となりました。また、2017年に東証二部、2018年には東証一部に上場しています。

なお、私たちのビジネスは、コンフォートブランドを展開するチョイスホテルズ事業と、それ以外を展開するグリーンズホテルズ事業の2つに大きく分かれており、チョイスホテルズ事業は100%子会社の「チョイスホテルズジャパン」とともに推進しています。チョイスホテルズジャパンは、コンフォートブランドの展開や、チョイスホテルズインターナショナル社とのコミュニケーションを担う会社です。私は現在、グリーンズとチョイスホテルズジャパンの両社の代表を務めています。

株式会社グリーンズ

今回なぜ、マーケティング責任者(グループ会社社長候補)を求めているのでしょうか?

今回求めているのは、チョイスホテルズ事業を担当するマーケティング責任者で、採用元はグリーンズですが、チョイスホテルズジャパンに出向し、セールス&マーケティング部とフランチャイズサービス部を見ていただくつもりです。そして近い将来、私が兼任するチョイスホテルズジャパンの代表取締役社長を目指していただけたらと考えています。

このポジションを求める理由は、一言で言ってしまえばマーケティングの強化ですが、その背景には「経営改革」があります。

私は、2018年にグリーンズの代表取締役社長に就任したのですが、それ以来、急ピッチで「新経営体制」の構築を進めてきました。具体的には、外部からプロ人材を迎えて取締役に据えるとともに、新経営ビジョン「TRY! NEXT JOURNEY ~新たな旅に踏み出そう~」を掲げ、新中期経営計画「GREENS JOURNEY 2022」を策定しました。GREENS JOURNEY 2022で掲げた目標は、「2025年に売上高500億円を達成する」です(現在の年商は308億円/連結・2019年6月期)。そのために、2022年までを「成長投資の3カ年」と定め、コンフォートブランドを中心に毎年3~6店舗を新規出店し、2025年の運営客室数18,500室を目指します(2019年6月現在は13,485室)。

もちろん、新規出店だけでなく、既存店の売上向上も重要なビジネス課題であり、そのための施策もスタートしています。たとえば、2018年から、新たに「コンフォートライブラリーカフェ」の展開を始めました。ブックディレクター・幅允孝さんが選書したこだわりの本たちに囲まれて、きままにゆったりと寛いだり、仕事・読書・歓談などをしたりできるオープンスペースを作り、より居心地の良い空間づくりに取り組んでいるのです。また、チョイスホテルズのグローバル予約システムとの連携を強化するなど、さらなる販売戦略の最適化も追求しています。そのほか、人財育成・働き方改革・ダイバーシティ&インクルージョンなどの人財戦略にも力を入れていますし、セルフチェックインシステムの導入をはじめとするデジタル活用、ロイヤリティプログラム「Choice Guest Club™」の強化なども推し進めています。

今回募集するマーケティング責任者の方には、この経営改革と中期経営計画のもとで、チョイスホテルズ事業のマーケティング施策を一気に強化して、売上拡大を図っていただきたいと考えています。

村木雄哉氏

私や経営陣が全面的にバックアップするので
私たちが堅実に構築してきた枠を広げたり外したりしてほしい

グリーンズの強み・メリットは何ですか?

マーケティング・ブランディング上の私たちの強みは、大きく分けて2点あります。1つは、「グローバルブランド」であることです。たとえば、チョイスホテルズインターナショナル社は、海外OTA(インターネット上の旅行代理店)と強いつながりを持っています。現在、私たちは彼らのグローバル予約システムとの連携を強化している最中で、それが完了すれば、海外OTAを通した外国人観光客のお客様が間違いなく増加するでしょう。今後も、このようにしてチョイスホテルズインターナショナル社との連携を強め、グローバルブランドならではの強みを活かしていきたいと考えています。

もう1つは、コンフォートホテルが「ほぼ直営店」であることです。正確に言えば、ブランディングやマーケティングはチョイスホテルズジャパンが行い、ホテルの開発・運営はグリーンズが行っているのですが、両社は完全なグループ企業で、ほぼ直営店と言ってよい状況にあります。そのため統制が効いており、新たなアイデアを機動的かつ迅速に展開しやすいのです。コンフォートライブラリーカフェも、こうした状況にあるからこそ、次々に増やすことができています。他にも、たとえば2019年に出店したコンフォートホテル名古屋新幹線口では、名古屋芸術大学との協同企画として、全客室156室で名古屋芸術大学の学生・卒業生のアート作品をご覧いただける「アートパネルプロジェクト」を実施しています。こうした地域密着のアイデアを柔軟に提案・実行できるのも、ほぼ直営店であることがプラスに働いています。マーケティングはしやすいはずです。

今回募集する方にはどのような活躍を求めていますか?

新たなアイデアをどんどん出してマーケティング施策を強化して、ブランドコンセプトを実現し、売上向上を目指していただきたいと思います。

実は、私たちは2018年にコンフォートブランドのブランドコンセプトを刷新し、「Color your Journey. 旅に、実りを。」と定めました。より自由に、より自分らしく過ごしていただけるホテルを目指すという意思を込めており、明るさを前面に押し出した施設づくりやブランディングを展開しています。コンフォートライブラリーカフェも、このコンセプトに合わせたサービスです。新たに入っていただく方には、しばらくはこのブランドコンセプトに沿って、新たなマーケティングアイデアを提案・実現していただきたい。そして、私たちとともに中期経営計画の達成を目指していただきたいと思っています。もちろん、将来的にはブランドコンセプトの変更・刷新もぜひお願いします。

そのために最も重要なのは、おそらく「マネジメント」です。セールス&マーケティング部とフランチャイズサービス部のメンバーは、現在合わせて30名弱。彼らをまとめ上げ、チームとして成果を出していってください。自社サイトやOTAを通した集客システムの最適化など、取り組んでいただきたいビジネス課題はいくつもあります。なお、今回求める方は東京勤務となりますが、部下の多くは三重本社にいます。基本は遠隔マネジメントですが、月に2~3回程度は三重本社にも顔を出していただくことになると思います。

また、もう1つ重要な役割となるのが、チョイスホテルズインターナショナル社との連携や交渉です。先ほど、グローバル予約システムとの連携について少し触れましたが、それ以外にもグローバルとさまざまな面で連携していきたいと考えています。それから、ときにはブランドに関わることでチョイスホテルズインターナショナル社と交渉していただくこともあります。そうした場面でも、ぜひ力を発揮してください。なお、英語はできるに越したことはありませんが、必須ではありません。海外出張は年に1~2回程度の予定です。

どのような方を求めていますか?

ホテルのマーケティングは少々特殊ですが、旅行・航空関連業界、あるいは外食などのサービス業・接客業のマーケティングを経験してきた方なら、十分に適応できるはずです。私たちは、できる限り門戸を大きく開いて採用活動を行っています。さまざまな方とお会いできたらと思っています。もちろん、ホテルのマーケティングをご存知の方は大歓迎です。

現在のグリーンズは、どちらかと言えば堅実な集団です。しかし、中期経営計画を実現するためには、その堅実な社風を改めて、全社的にどんどんチャレンジに踏み出していく姿勢が欠かせません。新たに入っていただく方には、私たちが構築してきた枠を広げたり外したりして、そうしたチャレンジをどんどん進めていただけたらと願っています。当然ながら、私や経営陣があなたを全面的にバックアップします。冒頭でお話ししたように、私は近い将来、今回募集する方にチョイスホテルズジャパンの代表取締役社長をお任せしたいと思っています。そうなっていただける方に来ていただけたら、これほど嬉しいことはありません。

村木雄哉氏と小川智里氏

【グリーンズの概要】
グリーンズは、専業の中間料金帯ホテルオペレーターとして、グローバルホテルブランド「コンフォートホテル」を主力として、全国政令指定都市を中心に全国にネットワークを広げています。40ヵ国7,000店舗以上のホテルチェーンのグローバルブランドを擁する「チョイスホテルズ事業」と、60年以上のホテル運営の実績をもつ「グリーンズホテルズ事業」とのシナジーで、中間料金帯ホテルチェーンで唯一全国展開に成功しています。

  • 創業:昭和32年7月15日
  • 従業員数:2,215名(正社員720名・パートナー社員1,495名/2019年6月末日現在)
  • 資本金:1,948,025千円
  • 年商:連結 308億円(2019年6月期)
株式会社グリーンズ 代表取締役社長 村木雄哉 氏

1997年1月入社。取締役、常務取締役、専務取締役などを経て、2018年9月より現職。2013年より、グループ会社のチョイスホテルズジャパン代表取締役社長を務め、現在も兼任している。

  • 【東京】ブランドマーケティング責任者

    年収:900万円 〜 1,200万円

    勤務地 東京 / 三重
    業種 流通・小売・サービス > ホテル
    職種 マーケティング > 広告宣伝・PR
    マーケティング > 商品企画・開発
    マーケティング > 商品企画・開発

担当ヘッドハンターの目線

小川 智里氏株式会社リクルートキャリア ハイキャリアコンサルタント

小川 智里氏

2009年4月 学生時代、仲間内でネットビジネス立上。0→1、ビジネスの面白さを体感し、別事業として結婚相談所の立上にも従事。我流ではなくビジネスの本質やフレームワークを学びたいと考え、第二新卒枠で2010年7月 株式会社ネオキャリアへ入社。IT子会社であるアクサス株式会社の大阪支社立上に携わり、営業・営業MGRを経て事業責任者として従事。2016年5月 株式会社リクルートキャリアへ入社し、現在に至る。得意分野は経営企画/コンサルティング。

外資系企業のイメージがあるかもしれないが
実際はかなり堅実で優しい真面目な社風の会社

グローバルホテルブランド「コンフォートホテル」と聞くと、いわゆる外資系企業のイメージを持つ方が多いかも知れませんが、グリーンズに関しては、むしろ逆のイメージで捉えていただくほうがよいと思います。三重発の日本らしい堅実で優しい真面目な社風の会社です。少なくともこれまでは、ビジネスも着実な成長を続けてきました。

ただ一方で、今回のインタビューにある通り、村木新社長が経営改革を進めているのも事実で、今後は急拡大・急成長・チャレンジを旗印に掲げ、社風も含めて確実に変わっていくはずです。今回募集する方には、従来の社風にある程度フィットしていただきながら、社内に新しい風をもたらしていただく役割が求められています。日本的なチームワークを大切にしながら、全員で一丸となってチャレンジしていきたい、全員で社風を変えていきたい、という志向をお持ちの方に適したポジションだと考えています。そうした方にとって、安定したビジネス基盤やグローバルブランド、ほぼ直営店の組織体制などは大きな魅力ではないでしょうか。