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2016.10.01

ビシッと決まるオーダーメイドスーツ。いくらで作れるのかスーツ専門店に聞いてみた

“できるビジネスパーソン”は身だしなみから違う!

ビシッと決まったスーツを着こなしているだけで「この人仕事できそうだな・・・」と感じたことはないでしょうか?

 

ビジネスパーソンにとって、見た目や身だしなみは非常に重要です。プレゼンの時に着ていく「勝負スーツ」という言葉があるほど、スーツはビジネスパーソンの見ためを大きく左右するにも関わらず、意外とスーツには無頓着な方が多いのではないでしょうか。

 

20代~30代の女性500人に対して「スーツが原因で印象を台無しにしているビジネスパーソンを見たことがありますか?」と質問してみたところ、「見たことがある」と答えた人は、実に91%にものぼりました。(オーダースーツSADA調べ)


その原因としては、以下のような理由があげられます。

 

1.サイズが大きくてダボダボ

 

2.古くて、くたびれている

 

3.サイズが合わなくて、表面が摩耗している(ツルツルになっている)

 

しかし自分にぴったりとしたスーツを選ぶのは難しいもの。標準体形で作られた量販店の既製品では、自分に合ったスーツが見つからない人も多いでしょう。

 

そこでおススメしたいのが、自分の体にフィットして、見た目も良いオーダーメイドスーツです。

 

オーダーメイドの基礎知識 ~ どんな種類があるのか?体系が変わったら?~

「オーダーメイドだと何がいいのか?」「体系が変わったらどうする?」など、オーダーメイドスーツについて素朴な疑問をお持ちの方も多いことでしょう。そうした疑問の中から代表的なものを簡単にまとめてみました。

オーダースーツの種類

オーダーメイドスーツは、「セミオーダー」「フルオーダー」の2つに大別されます。それぞれの特徴を簡単に説明します。

1.セミオーダー

既製品のスーツに若干の修正を加えるオーダーメイドスーツです。「パターンオーダー」「サイズオーダー」とも言われます。百貨店などに並んでいる既製品のスーツを作っている工場に、発注時に袖、丈等の修正を依頼して、用意されたパターンを組み合わせて作ります。

2.フルオーダー

フルオーダーは、職人が手作業で一人一人のオリジナルパターンを起こす「ハンドメイド」と、コンピューターで一人一人のオリジナルパターンを起こす「マシーンメイド」の2つに分けられます。

 

「フルオーダー=フルハンドメイドオーダー」がもともとの意味でしたが、現在は職人さんが基本パターンを使わずに一から線を引いたり、生地の裁断を自ら行ったり、と各工程をすべて行うことはありません。

 

縫製もすべてを手縫いで仕上げてミシンを使った工程が入らない、などということはまずあり得ないので、フルハンドメイドとは言っても完全フルハンドメイドではない「フルハンドメイド風」のオーダーメイドスーツになります。

 

マシーンメイドでは、もともと職人さんが行っている作業の一部を機械化することで、価格を抑え、納期を短くしています。機械はCAD(自動設計システム)やCAM(自動裁断機)を使います。セミオーダーとは異なり、一人ひとりの体形に合わせてパターンを起こします。

 

前述のように職人さんも基本パターンを持っており、お客さまの要望から「どこを出し、どこを詰め、どの体形補正を入れるか」は、その職人さんの腕に掛かっています。

 

マシーンメイドでは、採寸するスタッフがお客さまの要望をくみ取り、実作業はコンピューターに代行させてスーツを作っています。

 

世の中にあるフルオーダーのほとんどは、実はこのマシーンメイドで作られているのが現状です。

オーダースーツのメリットは?

様々な種類がある「オーダーメイドスーツ」ですが、体にフィットして見栄えが良くなる以外に、一体どんなメリットがあるのでしょうか?

・自分の好きな生地やデザインが選べる

生地はもちろんのこと、デザインや裏地、ボタンの数、ボタンの色など、すべてを自分の好みに合わせてカスタマイズができます。これがオーダーメイドスーツの醍醐味のひとつです。

・スーツが既製品に比べて長持ちする

自分の体形に合っているので、各部(股、関節部分)に余計な力がかかりません。生地もワンランク上の品質上質な生地を使っていることが多く、既製品に比べて長持ちすると言われています。

・体形が変わったら、どうすればよい?

メーカーごとに対応状況は異なるものの、若干の寸法修正は可能とのこと。

 

たとえばオーダーメイドスーツSADAでは、スーツ納品後、1カ月間の寸法修正は無料となっています。もっとも変動しやすいウェストの直しは、可能な範囲(±4cm程度)はずっと無料で受け付けてくれます。多少の体形の変化であれば、ほとんどのオーダーメイドスーツは修正が効くと思っていいでしょう。

オーダースーツのデメリットは?

良いことばかりに思えるオーダーメイドスーツですが、もちろんデメリットもあります。オーダーメイドスーツは個人の細かい要望に沿って仕立てるので、だいたい納品まで1か月はかかります。プレゼンやコンペ、重要な交渉といった大事な予定に合わせ、スケジュールに余裕を持って注文する必要があります。

 

オーダーメイドスーツはいくらで、どうやって作れるのか?実際に聞いてみた

では、そんなオーダーメイドスーツは、いくらで、どうやって作れるのでしょうか。オーダースーツSADAのスタッフに聞いてみました。

どうやって作るのか?

スーツ作成の大まかな流れは、下記のようになります。

1.生地を選ぶ

店頭に並んでいる生地から好きなものを選びます。気に入った生地があれば、スタッフに言ってサンプルを出してもらい肩に掛けます。鏡でチェックすることで生地の質感や仕上がりのイメージがつかめます。

 

オーダースーツSADAでは、以下のような価格帯があります。

 

・24,800円 ベーシック服地(ウール60%/ ポリエステル40%)

 

・29,800円 快適機能服地(ウール70%/ ポリエステル30%)、ファインウール服地(ウール100%)

 

・39,800円 防シワナチュラルストレッチ(ウール100%)、光沢ストレッチ(ウール75%/ ポリエステル25%)、高級細番手服地SUPER100's(ウール100%)

 

上記の他にも10万円以上する高級舶来品も扱っているそうです。

ベーシック服地は24,800円と低価格ですが、安いから品質が良くないというわけではありません。ポリエステルが入っているぶん、ウール100%に比べてしわになりづらいという特徴があります。逆にウール100%は体によく馴染みますが、しわになりやすい素材です。 生地の選択は人それぞれの好みですが、私は柄と質感で生地を選びました。

2.デザイン、ディテールを選ぶ

ボタンの数やベント位置等のデザイン、裏地やボタンの色、素材等のディテールを選びます。生地は同系色で暗めの色、ボタンは同系色か生地よりも濃い色を選ぶのが無難とのこと。生地の種類によっては、裏地やボタンでアクセントを付けるのがお洒落になるそうです。

3.採寸

オーダースーツSADAでは、スタッフが体の20数か所を採寸します。時間にするとおよそ40分かかるため人によっては長いと感じるかもしれませんが、この採寸をしていると「オーダーメイドスーツを作っているのだ」という実感が湧いてきます。

 

採寸したサイズに近いゲージ服を着て鏡で確認しながら、細かい部分を調整していきます。

 

シルエットの美しいスーツか、少し余裕を持たせたスーツか、出来上がりのスーツをその人の好みに合わせてくれます。

 

同社の自動設計システム(CAD)には、サイズだけで3ジャケット300通り、スラックス250通りの基本パターンが用意されており、そこから採寸した各所の寸法を出し詰めして体にフィットさせているそうです。

 

なお、一度採寸してしまえば、体形が変わらない限り、2回目以降は採寸の必要がないとのこと。

4.仕立て上がり

オーダースーツSADAでは、生産指示を出してから、3週間から1か月で仕立てあがってきます。

店頭にて試着を行い、体にフィットしているかどうか、最終チェックを行います。体にフィットしていなかった場合には、修正をお願いします。問題がなければ、そのまま持ち帰るか、自宅まで発送してもらいます。

初めてオーダーメイドスーツを作ってみた感想

オーダーメイドスーツは私にとって初めての経験でしたが、意外と簡単に作れましたし本当に体によくフィットしてくれます。

 

既製品ではブカブカだったウェストが引き締まり、足首も細く見え、全体的にスマートな印象が感じられるかと思います。

 

足首はあえて細くしたのですが、上半身を動かしたりしゃがんだりしても、これまで来ていた既製品のスーツのように引っ張られるという感覚がありません。これなら長時間着ていても、あまり疲れずに済むことでしょう。

 

今まで愛用していたスーツは既製品のスーツで33,000円(税別)。

 

今回オーダーしたスーツは29,800円(税別)、かつ初回お試し5,000円引きで24,800円(税別)でしたのでオーダーメイドの方が安く仕上がりました。

 

しかも自然に体にフィットしてくれるオーダーメイドスーツは既製品よりも長持ちすることを考えれば、とても良い買い物です。

 

左が今まで愛用していたスーツ(BEFORE)、右がオーダーしたスーツ(AFTER)

オーダーメイドスーツが高品質&低価格で作れる秘密を佐田社長に聞いた

なぜ既製品のスーツと変わらない価格でオーダーメイドスーツを提供できるのでしょうか?

 

オーダースーツSADA代表取締役社長佐田展隆氏に「オーダーメイドスーツが高品質&低価格の秘密」をズバリ聞いてみました。

「弊社の場合、生地企画機能まで持っている工場直販であることが最大の強みです。自社で生地の柄や色から企画して、もっとも効率よく作ってくれる生地メーカーさん(機屋さん)に発注しています。

 

中身もわかったうえで発注しているので、生地も相当よい品質のものを安く仕入れています。

 

海外縫製のオーダースーツの製造(機械化したオーダースーツの製造)は、どうしても納期があるので、今、中国でしかやられていません。

 

海外でスーツを作って日本に持って来るという、海外縫製のオーダースーツのオペレーションを、うちの規模でまわしている会社はないんですね。このスケールメリットが、うちの会社の武器です。

 

また、CAD(自動設計システム)、CAM(自動裁断機)を使ったオーダーメイドスーツの製造技術を日本で最も早く取り入れた会社であり、職人に依存していた工程をほぼ機械化して全自動化できているということが大きなコスト競争力の源泉になっています」

 

オーダースーツSADAの場合は、工場直販、スケールメリット、工程の機械化が高品質で低価格なオーダーメイドスーツを提供できる理由と言えそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

体にフィットする、長持ちするといったメリットに加え、意外と既製品と変わらない価格でオーダーメイドスーツを作れることが分かったのではないでしょうか。

 

スーツひとつで見ためが変わり、相手の印象が変わり、仕事の展開や人間関係も変わるのであれば、試してみる価値はあるかもしれません。

 

オーダーメイドスーツ未経験の方も、一度スーツ専門店に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

■取材協力:オーダースーツSADA(http://www.ordersuit.info/)

※記事に記載されている金額や割引は取材当時(2016年9月23日時点)の内容です。

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