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独立の目標に向けて3つの選択肢で迷った末に、コンサルティング会社へ【転職事例Vol.38】

イタリアンのシェフを経て、飲食業界の底上げを行うビジネスを起業すべく、複数の事業会社で経験を積んできたTさん。30代中盤になり、独立をするか、別の事業会社でさらなる経験を積むか、コンサルティング会社で幅広い企業のノウハウを学ぶか。3つの選択肢で迷った末に選んだ道と、その理由とは。

転職者プロフィール

Tさん(30代 男性)

転職前:喫茶店チェーンでのマーケティング本部長(年収960万円)
転職後:コンサルティング会社でのオーナーアドバイザリー(年収1200万円)

専門学校を卒業後、イタリアンレストランのシェフとなり、イタリアでスーシェフも経験。日本に帰国後は、飲食業界の底上げができる仕事を希望し、アパレル企業でのセクションマネージャーや会長補佐、飲食チェーンの新規事業部長、喫茶店チェーンのマーケティング本部長を経験した後、現職のオーナーアドバイザリーに転職。

イタリアでのシェフ経験を経て帰国。業界底上げのために将来の独立を決意

シェフとしてキャリアをスタートさせ、その後、本場イタリアに渡って、スーシェフ(副料理長)も2年ほど経験しました。日本に帰国してシェフを続ける事も考えましたが、世界と比べると日本では飲食店やシェフの地位が低い傾向にあり、業界全体の底上げをしていく仕事ができないかと考えるようになりました。そこでまずは飲食店以外の店舗ビジネスを学ぶためにアパレル企業に入社。1年目から会長補佐を任され、事業について会長から直々に学ぶ機会を得ることができました。5年勤務した後、満を持して飲食業界へ。飲食チェーンの新規事業部長を約3年、喫茶店チェーンのマーケティング本部長を約2年経験しました。

次のキャリアを考えた時、当初は2つの選択肢で検討していました。一つは、独立をしてずっと目標にしていた飲食店の底上げにチャレンジをするのか。もう一つは、別の事業会社でさらなる経験を積むか。エイトシークエンスのコンサルタントである藤井さんからお声がけをいただいたのは、ちょうどその頃です。

独立、事業会社、コンサルティング会社で迷い、ヘッドハンターに相談

藤井さんからはコンサルタントの求人でスカウトをいただいたものの、当時は検討しておらずお断りをしました。その中で先ほどの2つの選択肢で迷っていることを正直にお伝えしたところ、じっくり相談に乗っていただくことに。「独立したら、どんな事業をしていきたいのか」「一定以上のキャリアを積んでいるのになぜ独立に踏み切れないのか」といった質問を投げかけられながら、自分の真意を深く掘り下げていきました。飲食業界を底上げするには飲食以外のビジネスモデルやノウハウも幅広く知っておく必要があること、それがまだ自分には足りていないために自信を持って独立に踏み切れないのだと気がついたのです。

次のキャリアでは、独立に向け一定の期間と定めた上で他業界のビジネスや経営ノウハウを広く吸収することを目標に置き、そこで初めてコンサルタントの道を検討するようになりました。懸念していたのは、プロジェクト型のため企業へのコミットが限定的になり、事業成長を最後まで見届けられないのではないかということ、また関われる業界が限られるのでは、という2点です。しかし藤井さんの話からコンサルティング会社といっても非常に幅があることを知り、各社を比較しながら検討を進めていきました。

老舗企業に特化して支援を行うコンサルティング会社との出会い

最終的に私が受けたのが、コンサルティング会社の中でも非常にエッジの効いた特徴を持ち、主に地方の老舗企業に特化して支援を行っているA社。オーナーに寄り添いながら、事業承継や後継者育成、2代目・3代目社長の新規ビジネスの立ち上げなどを支援しています。他業界のノウハウを吸収できるだけでなく、飲食業界もファミリービジネスが多いため、近しい悩みを持った経営層を支援することは独立後の事業にも役立つと感じました。

一次面接の面接官は代表で、老舗に特化している理由などを代表から直接聞くことができました。そこで、カウンターパートはすべてオーナーになるため100%事業の再成長をコミットする仕事ができること、複数業界の質の高い案件を担当でき、コンサルタントとして場数が踏めることを知り、まさに私の求めている仕事はこれだと強く感じました。その後も、就業されているコンサルタント3人と個別にお会いする時間をもらい、ありのままに話していただき、現場のリアルを感じられたことも入社意欲につながりました。

メリット・デメリットを整理し、3年後をイメージして転職先を選定

以前働いていた会社から「新規事業を任せたいから戻ってこないか」と誘いを受けていたこと、ホテル事業の会社のマーケティング事業部長のポジションなどをいただいて、最後は3社+独立で迷いました。そこで事業会社とコンサルティング会社のメリット・デメリットを今一度整理。藤井さんには自分と似たような立場の人がどんなキャリアを描いているのか、リアルな他者事例を共有してもらいながら、3つの選択肢を選んだ場合の自分の未来をイメージしていきました。

最初に消したのは事業会社。これまでの経験の繰り返しになることが想定できたので、独立への遠回りになると判断したためです。独立かコンサルか最後まで悩んだ末、もう少し引き出しを増やしたいという想いからコンサルティング会社への入社を決意。当初は前職からの年収ダウンも懸念していましたが、何をすれば上がるのかを明確に開示していただき、納得の上で入社。実際に入社後、成果報酬のため年収はすぐに1200万円にアップしました。

飲食業界での経験を活かしながら、幅広い業界の企業への支援を実施

入社1ヶ月後には案件を担当させてもらい、提案から受注、支援までを一貫して経験することができています。想像していた以上に潤沢に案件があり、製造業や不動産業界なども担当。これまではアパレル業界と飲食業界という限られた世界での経験しかありませんでしたが、これまで培ってきたPDCAを回すスキルは他の業界でも通用するという自信を得ることができました。忙しい毎日ですが、オーナーにとって価値のある提案をできている実感があり、希望していた独立のノウハウと知見が身につくのではと考えています。

実は転職後も藤井さんとは関わりがあり、私の担当しているクライアントで新規事業を立ち上げ、そこで必要な人材の採用を支援してもらっています。これからもビジネスパートナーしてお付き合いしていけたら嬉しいですね。

担当ヘッドハンター:後悔しない選択をしてほしい。そのための徹底した支援がこだわりです

求職者自身が未来を選択できる環境を作ることを、私は何よりも大切にしています。そのために事例を持って複数の選択肢を提示したいし、その選択の先にどんな未来があるのか、常に寄り添っていきたい。これは私自身の経験から来ています。19年前に新卒で大手人材総合サービス企業に入社して長年働いてきましたが、2009年のリーマンショックの時期に部下のリストラを経験。早朝から深夜まで働き、必死に会社に貢献してきた人材も景気の波を受けてしまうことを体験し、理想論かもしれませんが、個人と会社組織の関係性は「公平」であって欲しいという想いをもっています。

面談では候補者が語る言葉だけでなく、まだ表現されていない心の内についても一緒に言語化していくプロセスを経て、最終的に「後悔の無い決断」をするためのサポートをしていきたいと思っています。「目指すべき方向性がぼやけてしまった」という方は、会話を通じて発見もあると思うので、ぜひ相談していただきたいですね。最終的に「今のまま」という結論になる方が多いのも事実ですが、「このままでいいのかな」と迷いながら働き続けるよりも、「今のところで頑張る」という後悔のない決断をして仕事に臨むことが大切なのではないでしょうか。もちろんもっと価値を発揮できる企業があれば、積極的にご紹介もしていきます。あなた自身が未来に向けて目標を持ち、納得して選択をし、幸せな人生を歩む。そんなお手伝いをしていけたらと考えています。