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技術で世の中に貢献したい。同じ想いを持った企業にCTOとして参画【転職事例Vol.31】

シリコンバレーで最新の技術を学び、オープンソース・ソフトウェアの普及を目指して帰国したKさん。技術とセールスのスペシャリストとして様々な企業の取締役を歴任し、自らも起業してIT・AIシステム会社を経営。再度、最新の技術や自社プロダクト開発を求めて転職を決意。AI・データ解析技術でトップクラスの実績を持つ最先端研究開発企業のCTOとして、IPOを目指して新たな挑戦の日々へ。

転職者プロフィール

Kさん(40代 男性)
転職前:自ら起業したIT・AIシステム会社の代表取締役(年収1,300万円)
転職後:データマイニング研究開発企業のCTO(年収1,000万円+ストックオプション)

大学時代にも起業経験あり。シリコンバレーのクラウド技術サービス企業で北アジア地区の立ち上げなどを担当した後、日本でのオープンソース・ソフトウェアの普及を目指して帰国。推進団体の研究員やIT企業取締役、起業などを経て、再度事業会社への転職を決意。

最新の技術や自社プロダクトの開発によって世の中を良くしたい

技術で世の中に貢献したいCTO

私のキャリアの軸にあるのは、「オープンソース・ソフトウェアを普及したい」という想いです。シリコンバレーのスタートアップ企業で最新の技術を学び、北アジア地区の拠点立ち上げなどを任されました。この海外での経験を通じて「なぜ日本ではオープンソースが普及していないのか」と疑問に感じ、自ら推進したいと帰国したのが十数年前のこと。
推進団体の研究員や、スタートアップを中心としたIT企業でのCTO・顧問、起業など、技術・セールス・経営の分野で幅広い経験を積んできました。自分の立ち上げたIT・AIシステム会社は少人数だったため、大手企業と共同で最先端のプロジェクトを手掛けることはできるものの、資金力として限界を感じることもあり、一度会社を休眠させることを決意。改めて自らがキャリアで実現したいことを考え、「最新の技術や自社プロダクトの開発によって世の中をより良くしていくこと」を目指して転職を検討し始めました。

スカウトで生まれた、同じ想いを持った企業との出会い

キャスティングロードの及川さんからスカウトでお声がけいただいたのが、AI・データ解析技術等の研究開発で豊富な実績を持つA社のCTO募集。
有名大学の研究者が日本でいち早く時代を予見して創業した会社で、データマイニングの分野で約20年かけて様々な研究を重ね、自社開発のプラットフォームも世に送り出すなど豊富な実績を持っています。確固たる技術と自社プロダクトを持っていること、オープンソースに強いこと、今後も大きく伸びる可能性を持っていることから興味を持ち、及川さんと面談でお会いしました。
そこでA社の抱える課題として、理学博士たちの創った会社だからこそ愚直なまでにより精度の高い技術にこだわり、赤字でも良いものを作りたいという想いが強いこと、せっかくいいプロダクトを作ってもマネタイズの部分で課題を抱えていること、IPOを目指しているものの各部門の責任者が足りていないことを聞き、私の経験が活かせるのではと感じました。

カルチャーフィットを心配するも、技術者同士すぐに意気投合

選考に進むにあたって、キャスティングロードの及川さんが抱かれていた懸念点は、学者肌の経営陣と、アメリカやITベンチャー企業でビジネス経験を積んできた私の間でウマが合うのかという点です。
当初は私も経営陣の経歴を聞いて堅い印象を持っていましたが、実際に直接お会いすると、オープンソースの普及や技術を通して実現したい世界などの話ですぐに意気投合。私も同じく起業経験のある技術者ですから通じ合うものがありました。
また、私自身は自社サービスを開発展開したいという想いが強かったので、A社がお客様のデータ解析や解析システム構築を行うSIerのビジネスであるという点に迷いを感じていました。けれどこれは、AI・データ解析技術をプロダクトにして売り出していく知見を持っていないが故に、あくまでツールとして使っていただけとのこと。今後、自社プロダクトとしてどう展開していけばいいか私の中で想像ができたので、むしろ大きな伸びしろとして魅力を感じました。

まさに運命の出会い、最初から最後まで迷うことなく入社を決意

技術で世の中に貢献したいCTO

 

選考では役員による一次面接と、社長による二次面接の間に、課題も提出しました。入社後に何がしたいのかというテーマに対して、A社の持つ技術を研究開発に活用するだけでなく、他Saas企業との連携による商用利用などのマネタイズ手法を図を交えて提案。以前の会社でもコンサルタントとしてAIを活用した次世代データサービスの活用に携わっていたので、A社のビジネスをキャッチアップしやすく、自分なりのアイデアを盛り込んだ内容を提出できたのではと感じています。
面接では、外部から知見を持つ方に入ってもらいIPOに向け体制強化を図りたいこと、ビジネス部分を強化することで事業をスケールさせたいことなど、「そのためにお任せしますので、自由に取り組んでください」といった私への期待を直接伺うことができ、迷うことなく入社を決めました。

IPOを目指して組織づくりから新規プロダクト開発まで推進

CTOとして入社し、プロダクト開発部門の責任を担っています。これまでは取締役等役員が各部署の長も兼務しており、研究開発に関わる費用や時間もそれほどコントロールされていない状態でしたが、私と同時期に外部からCFOも入社したので、一緒に協力しながら、IPOを目指した組織づくりと変革を進めています。
まずは会社としてのあるべき形へと作り上げ、その上で新規サービスやプロダクトの開発を現在推進中。やはり想像以上に技術力が高いので、プロダクトの持つ可能性にワクワクしながら取り組むことができていますし、徐々に業績や実績にも現れるようになってきました。また私自身、幅広い人脈とネットワークを持っているので、今後は海外も含めた提供ルートの選択肢を広げていきたいと思っています。

担当ヘッドハンター:企業と人に寄り添い、自身の支援したい想いが採用につながっていく

中にはビジネスに走り、プロダクト自体が金儲けのツールになっている会社もある中で、A社は利益よりも世のため人のためを優先するがゆえに、ビジネス観点では足りない部分がありました。
その話を聞く中でどうしても支援したいという気持ちが私の中で強くなり、文系出身ながら、データマイニングなど難易度の高い技術の話も学ばせていただき理解を重ねてきました。CTO採用においては何度か人材をご紹介するも要件的に合わずにいましたが、そんなときにやっと出会えたのがKさん。
要件的にぴったりだっただけでなく、履歴書や職務経歴書では見えない部分として「金儲けをするなら自分の会社でもできるけれど、そうではなくA社と同様に技術を使って世の中を良くしたい」という想いの部分もマッチし、自信を持ってご紹介できたことを嬉しく思います。
当社はIPO準備中の企業を支援するケースが多く、組織をゼロから作りたい、変革を推進して会社を立て直したいなど、様々な課題を抱えた企業がたくさんあります。誰かの交代ではなく、替えのきかないやりがいのあるポジションばかり。大手企業の組織の駒ではつまらない、ベンチャー志向の中で新しい挑戦がしたい、そんな方にはぜひご相談いただきたいですね。皆さんの新しい未来を描くために最大限の支援をしていきたいと思っています。