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履歴書・職務経歴書の「アピールポイント」の書き方

履歴書には「自己PR欄」が設けられていることがあります。また、職務経歴書に自己PRは欠かせません。自己PRはこれまでの経験やスキルだけでは表現できない、仕事に対するこだわりや意気込みを伝えるための項目です。効果的なアピールポイントの書き方について解説します。

履歴書や職務経歴書で自己PRを伝える目的

履歴書の職歴欄や職務経歴書には、これまでの経験を記載しますが、それだけでは仕事への取り組み方や熱意などを十分に伝えることはできません。そこで、仕事に対するこだわりや自己の強みなどを書くための項目が「自己PR欄」です。

採用担当者は、自己PR欄に記載されている内容を参考にしながら人物像を把握し、入社後に期待通りの活躍をしてくれそうかどうかを判断しています。

■履歴書・職務経歴書の文字数の目安は?

自己PR文の文字数に決まりはありませんが、伝えたいことを端的にまとめるのが基本です。履歴書の場合は100~150文字程度、職務経歴書の場合は200~400文字程度で書くのが目安です。

履歴書・職務経歴書における効果的な自己PRのまとめ方

自己PRはどのようにまとめると効果的なのでしょうか。まとめ方のポイントをご紹介します。

■履歴書・職務経歴書の一貫性を意識する

履歴書と職務経歴書にそれぞれ自己PR欄が設けられている場合には、両者の内容に一貫性があるかどうかを必ず確認しましょう。書いている内容が大きく異なると、採用担当者にマイナスイメージを与える可能性も考えられます。

一貫性のある内容に仕上げるコツは、まず職務経歴書を仕上げてから、その内容を踏まえて履歴書の自己PR文を作成することです。スペースに限りのある履歴書は文字数を短くしなければならないため、職務経歴書に記載する自己PR文を再編集すれば、一貫性を保ちながら簡単に文章を完成させることができます。

■企業が求める人材像を意識する

自分自身のこだわりや強みを伝えても、応募企業が求める人物像とマッチしていない場合、定着性や活躍の可能性に不安を持たれる可能性があります。自己PR文を作成する際には、求人に記載されている「求める人物像」を確認することが大事です。
もちろん、無理に一致させる必要はありませんが、人物像を意識しながらまとめることで自己PRが印象的になるでしょう。

■仕事の実績や工夫を具体的な数値でまとめる

自分をアピールするために必要となるのが、その根拠となる実績です。実績を紹介する場合は、単に「売上をアップさせた」「業務改善を行った」と書くよりも、「前年に比べて売上を30%上げた」「業務改善によって経費を2割削減した」というように、具体的な数値で示した方が説得力が増すでしょう。

履歴書、職務経歴書の自己PRで気をつけておきたいポイント

自己PRを作成する際の注意点もご紹介します。

■できるだけ抽象的な表現は避ける

前項でお伝えした「仕事の実績や工夫を具体的な数値でまとめる」とも重なりますが、例えば「業績に大きく貢献した」「業務プロセスが著しく短縮された」など、抽象的な成果を書いても、採用担当者は十分に判断できません。応募書類を見たときに、客観的に成果が判断できるようにまとめましょう。

■長すぎず、読みやすい文章を心掛ける

アピールしたいことが多く、文章が長くなってしまう方もいるかもしれません。特に、30~40代にもなると豊富な経験があるため、仕事への思いやエピソードを記載するうちに冗長になってしまうケースもあるようです。
自己PRを作成する際は、全体のバランスを見ながら文章量を調整し、伝えたいことが複数ある場合は、文章をいくつかに区切って見出しを入れるなど、読みやすさを意識するようにしましょう。

履歴書、職務経歴書の自己PR例文

アピールポイントをまとめた例文を、履歴書と職務経歴書用で2職種ご紹介します。

■事業企画の自己PR例文(事務)

【履歴書】(135文字)
自ら学び続ける姿勢を大切にしています。新規事業の企画立案を任されたのを契機に、知識不足を解消する目的で中小企業診断士の資格を取得。外部の勉強会などにも積極的に参加しています。貴社に入社した後も、業務に関する知識を吸収しながら、利益の向上に貢献していきたいと考えています。

【職務経歴書】(238文字)
アウトプットの品質を高めるため、自ら学び続ける姿勢を大切にしています。新規事業の企画立案を任された際に、経営に関する知識に乏しかったことから、必要な知識を身につけようと中小企業診断士の資格取得に向けて勉強を開始し、2年後には同資格を取得。見識を広げるため、異業種のビジネスパーソンが集う外部の勉強会などにも積極的に参加しています。新規事業は3年で軌道に乗り、社長賞を受賞しました。

貴社に入社した後も、業務に関する知識を吸収しながら、利益の向上に貢献していきたいと考えています。

■営業マネジャーの自己PR例文

【履歴書】(147文字)
要求水準の高い顧客にも全力で応える責任感を強みとしています。顧客の信頼回復に努め、3ヵ月後には前年の1.5倍へと売上を伸長。管理職となって以降は、部下にも徹底して顧客に寄り添う営業スタイルを指導し、部門の売上を1.2倍に伸ばしました。貴社に入社後も、営業メンバーの成長に寄与していきたいと考えています。

【職務経歴書】(346文字)
要求水準の高い顧客にも全力で応えていく責任感を強みとしています。住宅設備の提案営業に4年間携わるなかで、要求水準の高い顧客を任される経験をしました。前任者に対して強い不信感を抱いていた顧客に対し、週に2回の訪問を繰り返して信頼回復に努めた結果、3ヵ月後には前年比1.5倍へと売上を伸ばすことに成功しました。

2年前から管理職を務めており、10名の部下たちに対して、常に顧客に対する責任感を大切にするように指導しています。一人ひとりと丁寧に向き合い、得意分野を伸ばす指導を心掛けています。着任以来、右肩上がりで部門の売上を伸ばし、今期は2年前の1.2倍となる約4億円の売上を達成しました。貴社に入社後も、顧客に対して責任ある仕事をする姿勢を大切にしながら、営業メンバーの成長を促していきたいと考えています。