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ベンチャー執行役員から、組織再編に挑む大手企業のエンジニアリングマネージャー(EM)へ【転職事例Vol.29】

インターネットサービス企業でwebサイトのシステム開発から海外向けサービスの開発、事業責任者、子会社CTO、管理部長としての採用・体制強化、執行役員まで幅広い分野を経験。次の挑戦を求める中、前職と同じ未上場フェーズのスタートアップでキャリアを再現するか、組織がターニングポイントを迎える大手企業でスキルセットを広げるか。迷った先で選んだキャリアとその理由とは。

転職者プロフィール

Oさん(40代 男性)
転職前:インターネットサービス企業の執行役員(年収非公開)
転職後:複数事業を展開する大手企業のEM(年収非公開)

SIerでシステム開発を6年経験した後、インターネットサービス企業に転職。
11年勤務し、自社で運営するwebサイトのシステム開発をほぼ経験し、事業責任者やグループ会社のCTOも経験。その後、メディアサービスの企業の執行役員へ。

開発、事業責任者、CTOを経験し、次の挑戦を求めて転職

組織編成に挑むEM

SIerを経て、自社サービスを展開しているインターネットサービス企業に転職。ここではwebサイトのシステム開発をほぼ経験でき、不正アクセスへの対応、海外向けサービスの開発、サイトリニューアルなどはもちろん、事業責任者や子会社のCTOとしてモノづくりの全てを管理するポジションも経験しました。その後、3社目となる前職では、執行役員としてサービスの企画開発の管掌、管理部長として採用や体制強化も兼務。
これまでのエンジニア組織のマネジメントに加えて、会社全体の経営の意思決定に関わり、いくつかの経営危機も乗り越えるなど、貴重な経験を積むことができました。エンジニアリングのみならず、事業ならびに組織の成長にコミットされる日々を過ごしていたため、明確に転職の意向があったというわけではないものの、キャリアパスについて考え始めたというタイミングでした。

転職の軸は、ITの力で会社や世の中を良くしていけること

2社目がテクノロジードリブンの会社でしたが、技術はあくまで何かを実現するためのツールだと考えていたので、IT化が進んでいない業界を検討しながら転職活動をスタートしました。いくつかの転職エージェントよりCTO案件を中心に紹介いただく中で、フォースタートアップスのヒューマンキャピタリスト 岡本さんからお声がけいただきました。
当初は未上場フェーズのスタートアップ企業でこれまでの経験を活かしながらIT化を進めるというキャリアを考えていましたが、岡本さんよりご紹介いただいたのは、売上2,000億円、社員1,000名を超える大手とも言えるA社です。しかもゲームやwebサービスなど40以上の幅広い事業を展開している、どちらかといえばビジネスドリブンの印象の会社で、IT化も進んでいる業界。
私の経験や希望に照らしても想定していなかった会社でしたが、面談の中でなぜ私にA社を紹介するのか、丁寧に説明をしてくださいました。

変革期を迎えた大手企業だから挑戦できることもある

A社はインターネットサービス企業でありつつも、これまではビジネスドリブンだったためモダンな開発環境ではなく、テクノロジードリブンの新興企業に技術面で後れをとっていました。
そんな中、会社の代表が変わり、これまでビジネスサイドとエンジニアサイドに壁のあった縦割組織の中に横串を通すチームを作るなど、新しい風を送り込み始めていました。そんなターニングポイントを迎えているタイミングで、新たなエンジニア組織をまとめていくマネージャーを募集しているという話を聞いたのです。
A社の持つ豊富なアセットを武器に、テクノロジードリブンで競争力に変えていく。この第二創業期のタイミングの今だからこそ挑戦できること、私がこれまで培った経験を活かしながら新たな事業フェーズや事業メンバー数の環境に行くことでスキルセットを広げていける魅力を聞かせてもらい、興味を持ちました。

新任CTOとの面接でテックビジョンやミッションを聞き意思決定

組織編成に挑むEM2

私が選考を受けていたタイミングで、A社では新たなCTOの就任が発表。最終面接はこのCTOと直接会いました。
そこで、社内に新たに立ち上げたCTO室のテックビジョンからチームのミッション、ロードマップを伺い、共に改革を進めていく右腕となるようなポジションで活躍して欲しいというお話を直接聞き、会社もさることながら、CTOと一緒に働きたいという意向が強くなりました。特に、このCTOも別のスタートアップでIPOを経験するという選択肢もある中で成熟期を迎えたA社に参画した理由として、前職と同じ時期に創業した海外企業と時価総額で80倍の差がついてしまったこと、A 社の持つ資産やアセット、事業によりレバレッジを利かせて、グローバル市場で勝負したいという話には強く共感。
当初検討していたIT化の進んでいない業界も同時に受けていたものの、世の中へのインパクトや自分が解決できる幅の広さという点でA社に入社を決めました。

ジェネラルエンジニアリングマネージャー(GEM)として、テクノロジー組織構築を推進

まずはEMとして入社し、CEO、CTOと共にテクノロジーの組織づくりに挑んでいます。
まずは縦割組織を解消するために、エンジニア一人一人と1on1面談を実施。スキルは足りないがマインドは高いエンジニア、スキル・マインドともに高いエンジニア、スキル・マインドともに低いエンジニアと、エンジニアを分類して、それぞれに合わせたコミュニケーションを意識しながら会話を進め、各組織にビジョンに共感してくれるエンジニア仲間を増やしていきました。3か月後にはGEMに昇格。
CTOの右腕としてA社全体の開発リソースをどう活かすのかという議論をしながら、事業部横断のチームを作るなど、エンジニアの組織を再編成。最近では徐々に組織として自走できるようになり、モダンな開発環境への移行、テクノロジードリブンでの新サービス立ち上げなども進み始めています。

担当ヘッドハンター:エンジニアを支援し、テクノロジーで日本を変えることを目指しています

この求人においては、A社の代表取締役と何度もコミュニケーションをとりながらA社の成り立ちや変遷、現在の課題などを伺い、A社が置かれている状況について理解を深めました。
さらに、弊社にお越しいただき、私たちヒューマンキャピタリスト全員が直接お話を伺う機会がありました。そこでは募集要件などの話は一切なく、代表取締役の経営に対するお考えや、A社をどういう会社にしていきたいのか、というお話が中心でしたが、webサイトなどでは簡単に出てこない経営者の熱い思いや資料にはできないリアルな情報を伺うことができました。
このような簡単に言語化できない情報だからこそ私たちが媒介することでA社とOさんのご縁を作ることができたと思います。
私たちフォースタートアップスでは、テクノロジーによるイノベーションによって持続可能な企業をご支援することで、競争優位性の高い個人をつくり、ひいては日本のGDPを高めることを目指しています。そのためにはこれからイノベーションを起こそうとしているシードの会社をチームアップするだけではなく、すでに売り上げのインパクトが大きく、従業員数が多い企業のキーマンの支援も重要で、間違いなくこの案件はA社のみならず日本のインターネット業界のターニングポイントにおける重要人材の決定だったと感じています。
私は個人に転職のタイミングがあるように、企業には入社のタイミングがあると思っており、転職においては、どの企業にどのタイミングで入社するのか、ということが大切だと考えています。 最終的な入社の意思決定は個人に委ねられていますが、「このご経験を積んだ方だからこそ、個人と日本のために、このタイミングではこの企業に入るべきだ」という意思を持って日々転職支援をさせていただいております。
Oさんのようにそこまで転職を考えていないという方も、A社のような企業のターニングポイントと出会うということもあります。今すぐは転職を考えていない方も、まずはキャリアの棚卸しを目的としてご相談いただくのも大歓迎です。