リクルートが厳選した2,200名以上のヘッドハンターが、あなたに最適な仕事をご提案します。

会員登録(無料)

すでに会員の方はこちら

複数社(2社以上)の職歴がある場合の職務経歴書の書き方は?

複数社での職務経歴がある場合、これまでの経験や実績、スキルなどを十分にアピールするために、職務経歴書の書き方を工夫することが大事になります。そこで、これまでの職務経験をうまく整理し、企業の採用担当者により効果的にアピールするための、複数社の職歴がある場合の職務経歴書のまとめ方を解説します。

複数社の職務経歴がある場合のまとめ方のポイント

複数社の職務経歴がある場合のまとめ方のポイントをご紹介します。

職務経歴の羅列ではなく、アピールポイントを意識してまとめる

職務経歴書を作成する際、単純に職務経歴を羅列するだけでは、これまでのキャリアを効果的にアピールできない可能性があります。

企業の採用担当者が知りたいのは、「これまでのキャリアで何を得て、入社後にどんな活躍をしてくれるのか」です。30代以降の中途採用の場合、即戦力として活躍してもらうことが前提となることが一般的です。そのため、これまでのキャリアで得たもの、身につけたスキルを明確に伝え、アピールすることが重要になります。

そこで、まずこれまでの職務経歴を洗い出して整理するところから始めてみてください。単純に携わった業務だけでなく、それぞれの仕事に携わるなかで、どのようなことを考え、どのようなスタンスで課題解決に向き合ったのか、どのような実績を残したかなども洗い出します。そして、その中から転職を希望する企業にどんな点をアピールすべきかを検討し作成していきます。キャリアを洗い出すことで、あなたの仕事に対する考え方などを、より深く採用担当者に伝えることができるでしょう。

職務経歴はすべて記載するが、メリハリを意識する

30代以降での転職の場合、すべての職歴を記載すると長くなってしまう方もいるのでは。職務経歴書には全ての経歴を記載することが前提となりますが、募集職種に関する経験は内容を厚めにする一方、あまり関係がない経験については文章量を少なめにして簡潔に書くといったメリハリをつけ、あなた自身が強調したい職務経歴をより明確にするようにしましょう。

アピールしやすいフォーマットを活用する

職務経歴書の形式は、職務経歴を時系列に沿って記載していく「編年体式」が一般的ですが、それ以外にも、現在から過去へと時系列を遡って記載していく「逆編年体式」、職務やプロジェクトなどの特定の切り口に沿って職歴を記載していく「キャリア式」があります。

職務経歴書はフォーマットごとに特徴があるので、これまでのキャリアや、採用担当者にアピールしたいポイントなどを考慮しながら、効果的に職歴をアピールできる、最も適したフォーマットを選択することが大切です。

職務経歴に一貫性がない場合は、自己PRでアピール

これまで多くの職種・業務を経験してきたという場合、「キャリアに一貫性がない」と捉えられる可能性があります。こうした場合は、「どのような意図で転職をしてきたのか」を改めて見つめ直し、「共通して学んだこと」や「そこから得た強み」などを探ってみましょう。

「どの職場でも、現場を束ねるリーダーとして活躍してきた」など、キャリアの共通項を見出してアピールできれば、たとえ職種が違っていても転職の「軸」を伝えることができるでしょう。

職務経歴書のフォーマットと特徴について

編年体式

最もオーソドックスな書き方です。時系列に沿って職務経歴をまとめていきます。履歴書の職歴欄と同じ流れになり、これまでの歩みを把握しやすいのが特徴です。転職回数が少ない場合にはこのフォーマットを選ぶのがよいでしょう。逆に、転職回数が多いと直近のキャリアを採用担当者がすぐに把握できないので注意が必要です。

編年体の見本

【職務経歴】
●2004年4月~2006年1月
株式会社〇〇〇〇
業務内容:IT関連の開発、運用など
資本金:1,000万円 売上高:65億円 従業員数:78名
システムエンジニアとして、8社の新規顧客の業務システムの開発を担当

●2006年2月~2012年3月
株式会社△△△
業務内容:PC関連機器の販売、システム開発
資本金:1億円 売上高:560億円 従業員数:320名
自社開発のPCおよびPC周辺機器の法人向け営業を担当

●2012年4月~2020年8月
株式会社□□□
業務内容:企業の採用支援、求人サイトの運営
資本金:14億円 売上高:1,200億円 従業員数:850名
既存顧客の営業活動を行うほか、課長として12名のメンバーの育成を担当
3年連続前年対比20%増を達成し、社長賞を受賞する。

逆編年体式

現在から過去へと遡って記載していく書き方です。中途採用、とりわけ30代後半~40代のミドルクラスを採用する場合、企業は即戦力やマネジメント経験を求めているケースが大半です。そのため、採用担当者は、募集する職種やポジションとどれだけマッチしているのかを考えています。直近の業務における経験が募集要件とマッチするのであれば、アピールしやすい「逆編年体式」を使うのがよいでしょう。

逆編年体式の見本

【職務経歴】
●2012年4月~2020年8月
株式会社□□□
業務内容:企業の採用支援、求人サイトの運営
資本金:14億円 売上高:1,200億円 従業員数:850名
既存顧客の営業活動を行うほか、課長として12名のメンバーの育成を担当
3年連続前年対比20%増を達成し、社長賞を受賞する。

●2006年2月~2012年3月
株式会社△△△
業務内容:PC関連機器の販売、システム開発
資本金:1億円 売上高:560億円 従業員数:320名
自社開発のPCおよびPC周辺機器の法人向け営業を担当

●2004年4月~2006年1月
株式会社〇〇〇〇
業務内容:IT関連の開発、運用など
資本金:1,000万円 売上高:65億円 従業員数:78名
システムエンジニアとして、8社の新規顧客の業務システムの開発を担当

キャリア式

職務や領域、プロジェクトなど、特定の切り口でまとめて記載する書き方です。「営業職」「エンジニア職」といった職務で区分けすることで、それぞれの職務の専門性をより際立たせてアピールできます。転職回数が多い人や、経験してきた職種が多岐にわたる人は、アピールしたいポイントを明確にできるのでおすすめです。

キャリア式の見本

【営業関連】
●2006年2月~2012年3月
株式会社△△△
業務内容:PC関連機器の販売、システム開発
資本金:1億円 売上高:560億円 従業員数:320名
自社開発のPCおよびPC周辺機器の法人向け営業を担当

●2012年4月~2020年8月
株式会社□□□
業務内容:企業の採用支援、求人サイトの運営
資本金:14億円 売上高:1,200億円 従業員数:850名
既存顧客の営業活動を行うほか、課長として12名のメンバーの育成を担当
3年連続前年対比20%増を達成し、社長賞を受賞する。

【IT技術関連】
●2004年4月~2006年1月
株式会社〇〇〇〇
業務内容:IT関連の開発、運用など
資本金:1,000万円 売上高:65億円 従業員数:78名
システムエンジニアとして、8社の新規顧客の業務システムの開発を担当