転職エージェントとの面談とは?準備しておくべきこと

転職エージェントに申し込んだら、次に行うのがキャリアアドバイザーとの面談です。面談で話す内容から、事前に準備しておいたほうがいいこと、面談を受けるメリットなどについて紹介します。

転職エージェントとの面談は、自身について伝え、今後の可能性を探る場

転職エージェントサービスにおいて、転職希望者は基本全てが無料ですので、面談も料金は発生しません。また、転職エージェントは、厳しい守秘義務のもとで管理されており、簡単に個人情報がもれることはありません。

あなたのスキル・経験・志向・希望を伝える

上記の経歴や希望条件のヒアリングをもとに、転職エージェントは、自社の保有する求人案件や企業の中から、あなたに合いそうな案件があるかを探して、紹介をしていきます。

もしくは、事前に特定の案件に合いそうな方に目星をつけた上で、あなたに声をかけているケースもあります。その場合は、本当に合いそうかどうか、面談の場で、より詳細にヒアリングや確認を行います。

転職することを決めていない検討段階でも面談は可能

面談は、自身の次のステップを考える際に、どのような選択肢があるのか、キャリアアドバイザーから客観的にアドバイスをもらえる場でもあります。だからこそ、今すぐ転職を考えていなくても、定期的に転職エージェントに会うことにしているビジネスパーソンも。現在の自身の転職市場価値を客観的に把握して磨いていけるだけでなく、転職市場は、数か月単位で状況が変動しているため、業界ごとの活況度合いなどを確認することもできます。

転職エージェントと面談するメリット

転職エージェントとの面談の場を、自身のキャリアに有効活用しているビジネスパーソンもいます。具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

転職エージェントは、複数企業の事業課題、キャリア・パス、特徴等を熟知している

ご自身の次の活躍が叶う場として転職を希望する場合、今の会社とは、成長ステージや仕事の進め方が異なる企業を選ぶという方法もあります。しかし、他社の事業課題や評価制度、社風、仕事の進め方などについて、よく知っているという方は多くはないのではないでしょうか。

その点、転職エージェントは、各社ごとの課題や特徴を熟知しています。さらにハイクラス領域であれば重要になる、当該企業内の部門間の力関係や、社長や経営陣の特徴といった情報までも把握した上で、転職活動を支援しています。そうした情報をもとに、あなたにどのような活躍可能性があるのかを、教えてもらうことができます。

職務経歴書の添削・アドバイス等を受けることができる

転職エージェントの得意とするサービスの一つが、企業に提出する応募書類の添削・アドバイスです。これまで何百人もの職務経歴書を見ている第三者の視点から、より実践的なアドバイスを無料で受けることができます。せっかくの魅力を持っていても、うまく伝わらなければアピールになりません。打ち出したい強みやアピールポイントについて、より効果的な書き方のアドバイスを受けることが可能です。

転職エージェントとの面談で、事前に準備しておくこと

面談という限られた時間を有意義な場にするために、あらかじめ整理しておくと良いことについて紹介します。もし事前に整理する中で、何か迷う部分があれば、面談の場で率直に迷っている旨を伝えれば、問題ありません。

職務経歴書、自身の強みと裏付けるエピソード

初めての転職活動の方や、あまり転職回数が多くない方の場合、これまで自身のキャリアを振り返った経験がないという方も多いのではないでしょうか。

転職エージェントとの面談時間は限られていますので、可能であれば事前にこれまでの経歴についてご自身で振り返っておきましょう。具体的には、社会人〜現在までの経験職務、実績や成果、失敗を克服した経験、自身がいきいきと取り組んできた仕事、これまでの特徴的なエピソードなど。人によっては、記憶を遡って整理するために数時間必要となることもありますので、あらかじめ準備をしておくことをおすすめします。

過去を整理して抽出したいわゆるキャリアの軸と、ご自身が望んでいる今後の方向性が明確になると、転職エージェントはアドバイスがしやすく、求人案件も探しやすくなります。

希望条件の言語化、優先順位を整理しておく

年収や勤務地といった、いわゆる条件に限らず、あなた自身がキャリアの積み方として考えている方向性やその理由なども伝えられるようにしておくと良いでしょう。なぜなら理由や背景がわかると、転職エージェントは新たな可能性を含めて検討することができるからです。例えば、当初想定していた条件や内容とは少し異なるものの、将来の方向性を考えた時に満たせる案件や近しい案件など、転職エージェント側で気づいて提案できることが増えていきます。

希望条件については、気をつけていただきたいのが年収条件。実際に譲れない条件として年収を挙げる方がたくさんいますが、目の前の年収にこだわったばかりに、今後のキャリア発展の機会を逃してしまったというケースもあります。転職後に成果を出して年収を上げることに成功する方もいますし、年収よりやりがいや家族との生活を優先することでより充実した日々を実現する方もいます。

コロナの影響で、求人市況は厳しい局面となっていますが、そんな中で転職を通して何を叶えたいのか、常にご自身の中で見失わないようにしてください。また実際は、面談後、実際の転職活動が進むにつれて、迷いや変更が生じることがほとんどです。場合によって途中で調整していく心づもりを持ちつつ、それでも譲れないものを明確にしておくのがお勧めです。