Web面接の流れ、注意すべきポイントとは?

新型コロナウイルスの影響により、企業の採用活動もリモートで実施されることが増えてきました。慣れていないという方も多いのではないでしょうか。そこで、Web面接の流れやコミュニケーションのポイント、メリット・デメリット、注意すべきポイントなどをまとめましたので、ぜひご参考ください。

Web面接の流れ

オンラインのビデオチャットツールを使って、直接会社を訪問せずに面接を受けられるWeb面接。大きな流れは、通常の対面での面接と変わりません。

1)Web面接ツールのURLを受け取る

企業やヘッドハンターから、企業が指定したWeb面接ツールのURLがメールなどで送付されてきますので、事前に受け取ります。

 

2)指定時間の前にURLにアクセス

事前に問題なくつながるかチェックするためにも、できれば5〜10分前を目安にスタンバイしておきましょう。

 

3)最初に音声やカメラの状態チェック

まず簡単な挨拶を済ませたら、自身の声が面接官に聞こえているか、また逆に面接官の声が聞こえているか、カメラの状態は問題ないかなどを確認します。

 

4)面接がスタート

概ね通常の面接と同じ流れとなります。

 

●自己紹介(自身の経験について、応募職務に照らして簡潔に説明・PR)

 

●今回転職する理由

 

●志望動機

 

●経験・スキルの詳細について

<ハイクラス人材の場合、特に聞かれる内容>

・書類に記載した実績の中で、ご自身がかかわった役割や難しかった点についての詳細

・所属または応募先の業界やマーケットに対する今後の見立てと見解

・組織課題への取り組みやマネジメント力に関する質問・確認

 

●入社後にできること・やりたいこと(何に、どのように、貢献できるか・貢献したいと考えているのか)

 

●他社への応募・選考状況

 

●面接官への質問事項

 

 

5)Web面接が終了

 

終了時間になったら、Web面接ツールの会議から退出します。事前に、今後の連絡の日程目安などについて確認を行い、面接官へのお礼を述べてから、退出するようにしましょう。

 

 

6)お礼メールの送信

通常の面接同様、必須ではありませんが、ビジネスマナーとして、できればお礼メールを送っておくと良いでしょう。

 

 

Web面接のメリット・デメリット 

リモートワークに取り組み始め、メリット・デメリットの両面を感じている方が多いかもしれませんが、それはWeb面接にも言えることです。ただ今後はますますWeb面接の導入が増えていくことが想定されますので、メリット・デメリットを理解した上で、準備しておくことが重要になります。

Web面接のメリット

・面接地までの移動時間や交通費がかかりません。

 

・慣れない場所への乗り換えや地図などの事前確認も不要になります。

 

・対面の面接と遜色なく質疑応答をすることが可能です。

 

・画面を通した会話に集中することで話が脱線しにくいという利点もあります。

 

 

Web面接のデメリット

・画面越しのため初対面でラポールを築きにくい面があります。

 

・お互いの細かな表情の変化などが読み取りにくく、アイコンタクトによるコミュニケーションが難しいことがあります。

 

・会話の間合いが難しく、認識のズレがあっても気づきにくいという点もあります。

 

・身振り手振りなどの非言語コミュニケーションが取りにくいため、込み入った話や情熱を伝えたい場合などに、伝えるための工夫が必要です。

 

 

Web面接で注意すべきポイント

まず避けたいのは、暗い画面で、無表情で、ボソボソ話すこと。これでは面接で最低限必要な会話がしにくく、いい印象にはありません。そしてリモートワークは自宅で行うため、普段はラフな服装や身だしなみで職場の人と会議を行うケースも多いかもしれませんが、Web面接では服装も大切なビジネスマナー。限られた面接時間、そしてWeb面接ツールという制約がある中で、いかに自分を上手くアピールするかが重要になります。

 

面接時に慌てないようセッティングは事前に要確認

●事前にツールを確認

現在はZoom、Microsoft Teams、Skype、Google Meetsなど、様々なツールが使われています。これまでに使用した経験のないツールでの案内があった場合は、事前に個人でアカウントを作成し、アクセス可能であれば操作方法を確認しておきましょう。また、マイクやスピーカーの音量などもチェックしておくと、当日スムーズに対応することができます。

 

●静かな環境を準備

マイクは周りの音も拾ってしまうので、家族や周囲の騒音などにより、なるべく中断されない静かな場所で行うことが大切です。もし、電車や工事、自治体の放送など、よく入ってしまう騒音がある場合は、面接の冒頭で触れておくと、相手が途中で疑問に思わなくてすみます。また自宅で行う場合、家族などに予め伝えておくほか、ドアに「Web面接中なので開けないでください」といった内容を明示しておくなどの工夫もできます。

 

●服装

通常の面接同様、応募先企業に失礼のない服装をすることが重要です。格式を重んじる企業の場合はスーツを着用、格式張らない企業ではビジネスカジュアルでジャケット着用が基本です。途中で立ち上がることもありますので、きちんと上下で服装を合わせておきましょう。

 

●カメラ映り

顔が暗くうつってしまうことが多いため、事前に自分の見え方を確認しておきましょう。逆光になると表情が見えなくなってしまうため、自然光が正面斜めや横から入る位置だと、明るくうつるのでおすすめです。場所を変更するのが難しい場合は、ライトをつけるといった方法もあります。

 

 

Web面接でのコミュニケーションのポイント

●声の出し方

Web面接では回線の問題などにより、どうしても音が途切れたり雑音が入ったりすることが多々あります。ですから普段よりも、ゆっくり、はっきり、気持ち高めの声を出すつもりで発生すると聞き取りやすくなります。

 

●目線

相手の顔が写っている画面と視線を合わせて会話しがちですが、カメラの位置によっては、相手を見下ろしていたり、うつむき加減に見えてしまったりするので注意が必要です。できるだけカメラの小窓部分を見て会話すると、面接官を見ていることが伝わりやすいです。

 

●表情

画面を通すと表情の細かな変化が読み取りにくいため、熱意や誠意が伝わりにくくなります。できるだけ表情を意識して、笑顔や考える顔などを出すようにすると、面接官に雰囲気が伝わりやすくなります。

 

●身振り・手振り

自分の意思や考えを伝えるために有効な身振り・手振りですが、Web面接の場合、画面という空間的な制限があります。画面に映る範囲に収まるようにコンパクトに行った方が、相手も気が散りにくいでしょう。

 

●会話の間合い

音声がかぶると聞き取りにくくなってしまうため、言葉がぶつからないよう、まずは面接官の言葉をしっかり聞き、一呼吸おいてから自身の回答をします。また、自身の回答が終わったことをわかるようにするため、発言の最後に「私からは以上です」と伝えるなどすると、次の話へ進みやすくなります。

 

 

Web面接は、対面での面接と基本的に大きく変わることはありません。しかし、慣れていないことで、面接に集中できない、うまくコミュニケーションが取れないという事態は避けたいですよね。不安な方は、事前に練習を行うこともお勧めです。ぜひ参考にしてみてください。